
2019年度までは、衝突安全性能や予防安全性能などは別々に評価をしていましたが、2020年度からは、衝突安全性能・予防安全性能・事故自動緊急通知装置を総合的に評価することにより、よりわかりやすく「自動車安全性能」として提供をすることとなりました。
さらに、2022年度からは新たに衝突被害軽減ブレーキ対自転車性能試験を始め、2023年度からは「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の評価に歩行者との事故に対応した評価を新たに導入しました。そして、2024年度より「衝突被害軽減ブレーキ」、「乗員保護性能」及び「歩行者保護性能」について新たな評価を導入しました。
「総合評価」は、「予防安全性能」、「衝突安全性能」及び「事故自動緊急通報装置」の総合得点により決まる★の数で表され、★の数が多いほど総合的な安全性能が高いことを表します。総合評価は、「★★★★★」から「★」までの5段階です。
交通事故を減らすことを目指し、衝突被害軽減ブレーキ(対車両、対歩行者、対自転車)、車線逸脱抑制、高機能前照灯、ペダル踏み間違い時加速抑制装置性能など、事故を未然に防ぐための「先進安全技術」について、その性能を評価。(85.8点満点)
万一の事故の際に乗員や歩行者の被害を低減させるために、衝突事故時の乗員保護性能、歩行者保護性能、シートベルトの着用警報装置など、自動車の総合的な安全性能評価。(100点満点)
事故の発生を自動的に緊急通報する装置を基本とし、乗員の傷害予測のため情報を送信する事故の発生を自動的に通報する装置についての安全性能評価。
「先進型」(8点):基本型の通報に加え、乗員の傷害予測のための情報を送信するもの
「基本型」(2点):事故の発生を自動的に緊急通報するもの
衝突が避けられない場合に自動でブレーキをかける技術など、事故を未然に防ぐための「クルマの先進安全技術」について試験・評価し、ユーザーに情報を提供しています。
Hondaは、世界の安全アセスメントにおいて
多くのモデルで高い評価を受けています。
世界で評価される安全性能
常にシステムで周囲の状況を認識し、ドライバーをサポート。安心・快適な運転や事故回避を支援する、先進の安全運転支援システムです。
国が推奨する新しい自動車安全コンセプト「サポカー」に該当する、Hondaのサポカー・ラインアップをご紹介します。
■JNCAP(Japan New Car Assessment Program):自動車アセスメント:国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構による、自動車の安全性能の試験・評価