≫ 2026年10月15日
HondaJetの開発責任者を務めた藤野道格が、米国工学アカデミー(NAE)より、J.C.ハンサカー航空工学賞を受賞
HondaJetの開発責任者を務めた、本田技研工業株式会社 元常務執行役員の藤野道格が、米国工学アカデミー(The National Academy of Engineering 以下、NAE)より、J.C.ハンサカー航空工学賞(J. C. Hunsaker Award in Aeronautical Engineering)を受賞しました。授賞式は、2026年10月4日(日)に米国ワシントンD.C.で開催されたNAE年次総会において行われました。

写真中央左:HondaJet開発責任者を務めた藤野道格
J.C.ハンサカー航空工学賞は、航空工学分野において航空機設計や空力技術、飛行理論などの発展に顕著な貢献を果たした人物に贈られる権威ある賞で、5年に一度授与されます。
今回の受賞では、HondaJetの設計・開発から飛行試験、さらには事業化までを主導し、グローバルでの市場投入を実現したことが評価されました。
HondaJetは、Honda独自の主翼上面エンジン配置(Over-The-Wing Engine Mount)や自然層流翼型、自然層流ノーズ形状、一体成型複合材胴体などの革新的な技術を採用した小型ビジネスジェット機です。主翼上面エンジン配置により、空気抵抗の低減や燃費性能の向上、室内の騒音低減に加え、広い室内空間を実現しており、同クラスの小型ビジネスジェット機と比較しても優れた巡航性能や燃費性能を備えています。
■藤野 道格のコメント「理論と実証を積み重ね、既成概念を超える技術を実現したチーム全員のたゆまぬ努力、そして常識に挑み続けるHondaの精神が世界に認められたことを、大変誇りに思います。この栄誉は、HondaJetの実現に貢献したすべての人々に贈られたものであり、チームを代表して心より感謝申し上げます」
【J.C.ハンサカー航空工学賞について】米国工学アカデミー(NAE)が5年ごとに授与する航空工学分野の権威ある賞です。航空機設計や空力技術、飛行理論などの発展に顕著な貢献を果たした技術者や研究者、リーダーを顕彰するもので、過去にはBoeing 777の開発を率いたAlan R. Mulally氏や、SpaceShipOneの開発で知られるBurt Rutan氏など、航空宇宙業界を代表する人物が受賞しています。