≫ 2026年2月13日
HondaJet Elite II向け緊急自動着陸システムが
米国連邦航空局の認証を取得
Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、HondaJet Elite IIに搭載される緊急自動着陸システム(Emergency Autoland、以下 EAL)について、米国連邦航空局(FAA)の認証を取得しました。これによりHondaJet Elite IIは、ベリーライトジェットカテゴリーにおけるツインエンジンジェット機として、EALを搭載する世界初のモデルとなります。
EALは、何らかの理由でパイロットによる継続的な操縦・運航が困難な緊急事態において、航空機を自動で最寄りの空港に着陸・停止させるシステムです。専用ボタンの操作による手動での起動に加え、システムがパイロットの異常を検知した場合など、EALによる操縦が適切と判断した場合にも自動的に起動します。
EALが作動すると、現地の航空交通管制機関へ緊急事態を自動的に通知します。その後、天候や地形、燃料残量、滑走路条件などを踏まえて最適な着陸先となる空港を選定し、目的地までの飛行経路を設定。機体は進入経路に沿って自動航行し、着陸・停止します。緊急事態が発生してから機体停止に至るまで、システムが自律的に運航・制御を行い、緊急時でも安心・安全な運航を実現します。
今回の米国連邦航空局によるEALの認証取得を受け、まずは米国において、本システムを搭載したHondaJet Elite IIの販売を開始するとともに、既にお客様へ納入済みのHondaJet Elite IIを対象にアフターサービスを通じた本システムの提供を開始します。また今後は、HondaJet Elite IIの販売を行っている日本を含むグローバル各国においても、航空局認証を取得後、順次提供を予定しています。


■ホンダ エアクラフト カンパニー取締役社長 山﨑 英人のコメント「EALは、Hondaが大切にしてきた“人を中心に考える安全”の思想を体現する、HondaJet Elite IIにとって長年待ち望まれてきた機能です。この機能により、HondaJet Elite II運航時の万一の緊急時においても、システムを介して機体を安全に空港まで導くことができます。パイロットを含む搭乗者の皆様に、これまで以上に安心感を提供できるようになることをうれしく思います」
【ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, LLC) 概要】設立 : 2006年8月
出資形態 : American Honda Motor Co., Inc. 100%出資
代表者 : 取締役社長 山﨑 英人(やまさき ひでと)
所在地 : 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市