≫ 2024年10月24日
ホンダ エアクラフト カンパニー、全米ビジネス航空協会より持続可能な運航部門の認定において、最高位となるTier-6認定を取得
Hondaの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、米国航空業界の民間団体である全米ビジネス航空協会(National Business Aviation Association, 以下NBAA)による持続可能な運航部門の認定において、6段階のうち最高位となるTier-6認定を取得しました。
これは、持続可能な航空燃料(SAF)の積極的な活用やカーボン・オフセットの推進に加え、HondaJetの燃料効率向上に向けた新技術の導入など、環境負荷の低減に向けた具体的な取り組みが評価されたものです。
Hondaは、サステナブルな社会の実現に向けて、2050年にHondaの関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルを全社目標として掲げています。
それに基づきHACIは、自社の運航オペレーションにおいてカーボンニュートラルの取り組みを推進しています。SAFやSAF証書(SAFc)、カーボンクレジットなどを活用することで、2023年には、2019年に自社で使用した燃料相当量を基準としたCO2排出量の100%削減を達成しています。
さらに今後は、2028年までにカーボンクレジット活用を除くSAFとSAFcのみでの飛行の実現を目指すなど、さらなるSAFの活用を進めていく計画です。
■ホンダ エアクラフト カンパニー 取締役社長 山﨑 英人のコメント「『自由な移動の喜び』をサステナブルに提供するために、Hondaグループの総力でその実現に向けた取り組みを行っています。航空業界も含めた持続可能なモビリティの未来に向けて、HACIは引き続き挑戦を続けます」
【ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, LLC) 概要】設立 : 2006年8月
出資形態 : American Honda Motor Co., Inc. 100%出資
代表者 : 取締役社長 山﨑 英人(やまさき ひでと)
所在地 : 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市