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≫ 2019年5月21日

ホンダ エアクラフト カンパニー、新ハンガーの建設計画を発表

Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、スイスのジュネーブで開催されている欧州最大のビジネス航空ショー「EBACE2019(2019 European Business Aviation Convention & Exhibition)」において、現地時間の5月20日正午に、小型ビジネスジェット機HondaJet用の新ハンガーの建設計画を発表しました。

新ハンガー※1は、最新型であるHondaJet Eliteの主翼の組み立てと各種部品スペアパーツなどの格納を目的として、米国ノースカロライナ州 グリーンズボロ市のピードモントトライアド国際空港に隣接する本社敷地内に建設されます。2019年7月に着工される新ハンガーの延床面積は、約7,600平方メートル以上、完成は2020年7月の予定です。また、投資額は1,550万ドル(約17億円※2)となります。

現在HACIは、約53.8万平方メートルの敷地内に、本社社屋、R&Dセンター、生産工場、フライトトレーニングセンター、およびカスタマーサービス施設を有し、今回の新ハンガーが加わることで、HondaJet Eliteの生産体制が更に強化されます。

■ホンダ エアクラフト カンパニー社長 藤野 道格のコメント
「昨年のHondaJet Eliteの発表以来、北米、欧州、ブラジル、および日本でデリバリーを開始し、多くのお客様に高い評価をいただいております。世界中で運用されるHondaJet Eliteの機数が増加する中、新ハンガーを活用することで、今後も生産効率を向上させ、またお客様に満足していただけるサービスを提供していけるように努力を続けて参ります」

※1 正式名称: Service Parts / Wing Assembly Hangar
※2 1USドル=約110円換算

新ハンガー イメージ図

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