元気な森を次世代のために、地域のために。
HondaWoods

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HondaWoods埼玉(ホンダウッズさいたま)

Honda四輪車生産とともに成長してきた森 HondaWoods saitama

ヒトと環境に配慮した里山保全活動を通じて、周辺地域と融合した森を目指します

埼玉製作所は、埼玉県寄居町の「完成車工場」を中心にグローバルHondaの四輪車生産のマザー工場として、「新たなモノづくり発信機能」を最大限に発揮し世界をリーディングしていきます。
それぞれの工場の外周を囲む森が既存植生に配慮した樹種構成や自然的配植を施した里山森林を設置し、自然との融合、地域との共生を目指した活動に取り組んでいます。

埼玉製作所 完成車工場のHondaWoodsってこんなところ!

広大な敷地の中、工場建屋東側に里山の森を利用したビオトープが拡がります。

革新的生産技術を多数導入して2013年に操業を開始した完成車工場。その東側には、里山の森を活かしたビオトープが設置され、自然環境の保全・創出が行われています。またビオトープ内には水田も設けられ、田植え・稲刈り体験を通じて地域・従業員・家族の交流が行われています。
※工場見学も実施しています。
>工場見学の申し込み

【森でのイベントを通じて、地域との交流をより深めていきたいです。】完成車工場のビオトープは2013年の工場設立当時に整備され、2017年には地域共生に向けて環境を整え、2018年には地域の方々との交流を本格化していきます。ビオトープの水田で田植え、稲刈りイベントを行うなど、HondaWoodsが地域の方々との交流の懸け橋となり、地域貢献の一助となれば良いと思います。今後は田植え、稲刈りの他にも様々なイベントを実施していきます。/本田技研工業㈱ 埼玉製作所 生産業務部 総務課 榛澤 葵 【限られた緑地の中で、豊かな生物多様性を持つ自然環境の保全を目指しています。】動植物の生態系への配慮を目的に造られた、完成車工場の特徴のひとつであるビオトープ!そして、里地里山の復元として2015年度に独自で始めた『米作り』。色々な失敗を経験しながらも3年目を迎え、ようやく総務とのコラボで地域の皆さまとの交流イベントを実現するまでに至りました。多くの皆さまに、四季折々の移ろいを身近に感じていただきたいと思います。/本田技研工業㈱ 埼玉製作所 生産業務部 施設管理課 袴田 宜伸 完成車工場のビオトープ:西側ビオトーブには水田が整備され、従業員による稲作も行われます。東側ビオトープは約860mの細長い谷戸地形が特徴で、渓流、湿地、雑木林などを散策する歩道が整備されています。(1)西側ビオトープの水田 (2)日陰の湿地 保全ゾーン (3)日陰の湿地 再生ゾーン (4)明るい湿地ゾーン (5)調整池・水田ゾーン ★東側ビオトープで生息するいきもの(タコノアシ・トウキョウサンショウウオ・ゲンジボタル・カヤネズミ)

習志野モータープールのHondaWoodsってこんなところ!

海沿いの広大なモータープールの周囲を、Honda国内事業所屈指の広大な森が囲んでいます。

埼玉製作所の狭山工場と完成車工場で生産した四輪車のうち西日本方面へ出荷するものは、千葉県習志野市にある習志野モータープールから専用船で三重県四日市市の港へと輸送されます。この習志野モータープールの周囲は幅20mにおよぶ森で囲まれており、その規模はHonda国内事業所の中でも屈指の広さを誇ります。

【習志野モータープールの森】習志野モータープールでは、他のHondaWoodsとは異なるコンセプトで森を育成しています。それは「管理負荷の低減と健全な森の安定的な維持」です。住宅地と隣接する場所にある狭山工場などの他事業所と異なり、習志野モータープールは海沿いの工業地帯の中の周囲に住宅地がほとんど無い場所にあることから、この場所に最適な森の在り方は最小限の管理負荷で安定的に健全さを維持できる成熟した森であると判断。その育成に取り組んでいます。 (1)入口ゲートから海を臨む (2)道路に面した外周の森 (3)駐車場エリアから外周の森を臨む (4)内部駐車場沿いの森 (5)内部駐車場沿いの森 (右下)管理負荷の低減と健全な森の安定的維持に向けて、2016年に整備作業を開始しました。立木密度を低減(6本/100m2)する間伐を行い、残った樹木の大径木化(目通り30cm以上)による森の安定化を目指します。(習志野モータープールの森の管理をご担当いただく、住友林業緑化株式会社環境緑化事業部の小谷洋史氏)

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