「創75浜松春まつり」で「巣箱づくり」と「花飾りづくり」のイベントを実施。
順調に稲が育つ水辺エリアではカルガモとおたまじゃくしの姿も。
今年2023年は、Honda創立75周年にあたります。これを記念して浜松の本田技研工業トランスミッション製造部では、5月28日（日）に「創75浜松春まつり」と銘打ったイベントを開催。多くの一般のお客様にご来場いただき、ステージでのダンスショーやお笑いLIVE、ジムカーナやキッズバイク体験などを楽しんでいただきました。
この春祭りの中で、HondaWoodsは親子連れのお客様向けに「巣箱づくり」と「花飾りづくり」の制作イベントを実施。「巣箱づくり」では、子どもたちが普段あまり使うことのないドライバーやネジを使って、野鳥の住み家になる木製の巣箱の組み立てに挑戦。お父さんお母さんに手伝ってもらいながら組み立てたら、最後は思い思いの絵を描いて色を塗り、世界に一つの巣箱を完成させました。また「花飾りづくり」では、子どもたちが色とりどりの花を使って綺麗な冠を作り、完成した花飾りを嬉しそうに被っていました。
今回のイベントでは、企画や準備でHondaWoodsスタッフも忙しい思いをしましたが、制作物を作っている子ども達の真剣な表情やキラキラした表情を見ることが出来てとても温かい気持ちになり、やってよかったと思うことができました。
最後にHondaWoodsの最近の様子をお伝えします。
ゲートエリアでは早くも様々な果実の樹木が実を着け始めたほか、水辺エリアでは田んぼ周辺でカルガモのつがいが散歩する姿と、水の中にはたくさんのオタマジャクシが泳いでいる姿が確認出来ます。田んぼの稲はここまで順調に育ってきているようなので、秋の収穫に向けてこれからも大切に育ててきたいと思います。
今後も「森のたより」では、浜松の森の様子をお届けしていきます！！
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梅雨真っ盛りのHondaWoodsの田んぼに「藻」が発生！
農薬を使わず、自然の力と人の手で対策し、稲を守っています！
梅雨時期の雨の多さに加え7月に入って気温もぐっと上がったためか、HondaWoodsの田んぼに2種類の藻が発生しました！ 一つは、稲にとって良くない「アオミドロ」。放っておくと田んぼの表面を覆って稲の成長を阻害し、まとわりついて倒してしまいます。そこで田んぼのアオミドロを人の手で除去しましたが、それだけではまた増えてしまいますので、農薬を使わないHondaWoodsでは、自然の力を使ったアオミドロ対策として田んぼの中に剪定した松の枝を差していきました。アオミドロは松の油成分（マツヤニ）が苦手なので、これでマツヤニ成分が水に溶け出し、今ではアオミドロの発生は抑えられています。
もう一つは「車軸藻（しゃじくも）」の仲間でしたが、調べてみるとこれは田んぼに悪影響を及ぼす植物ではないとのこと。それどころか車軸藻の種類はほとんどが絶滅危惧種（環境省レッドリスト）に登録されている植物だと解りました！ こんな身近に絶滅危惧種が存在しているとは思いもよりませんでした。
HondaWoodsには他にも絶滅危惧種が存在しています。まずは水辺エリアに咲くスイレン科の「コウホネ」という植物。泥の中にある根っこが古来より生薬として重宝されて、人の生活に大きく関わってきた植物です。これは夏場が開花の時期ですが、HondaWoodsのコウホネも黄色い綺麗な花を咲かせています。
次におなじみ「ミナミメダカ」です。HondaWoodsの池や田んぼでは、春から夏にかけて産まれた赤ちゃんメダカがたくさん気持ちよさそうに泳いでいる姿が確認出来ました!
最後に畑の様子ですが、6月下旬に苗植えを行ったサツマイモが活着し、葉っぱが青々と大きくなってきています。このまますくすくと育って、秋には甘いサツマイモが収穫出来ることを期待します。
今後も「森のたより」では、浜松の森の様子をお届けしていきます！！
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HondaWoods浜松で、従業員と家族向けのクリスマスリース制作イベントを開催！
10月、11月は例年になく夏のような暑い日が続きましたが、HondaWoodsの森では広葉樹の色づきやキンモクセイの甘い香り、水辺エリアの赤とんぼなどで秋を感じることができました。そして12月に入ると一気に寒さが強まって、現在では温州みかんの実が黄色に色づき、冬が到来したことを実感しています。
そんな中、11月19日にはHondaWoodsの秋イベントとして、従業員とその家族を対象にクリスマスリース制作イベントを開催しました。
参加者の皆さんが森を散策してまつぼっくりやどんぐりなどを集め、自分好みのクリスマスリースを制作する企画でしたが、まずは材料集めに森の中をめぐり、自然と触れ合う機会を設けたことが大変好評で、子どもたちは特に楽しそうに森の中を駆け巡り、材料を探し回っていました。また、参加者の皆さんにはこの森散策を通じてHondaWoodsの取り組みや自然の楽しさを再認識していただくこともできました。
その後は各々が拾った材料をリースの飾りとして取り付けて作品を制作しましたが、自然の材料を取り入れることで、個性あふれる温かみのある作品になったのではと思います。ちなみにリースの材料は100円ショップなどで手軽に手に入るものと、自然由来の物との組み合わせで簡単に制作出来るので、皆さんも作ってみてはいかがでしょう？
HondaWoodsの森ではようやく冬支度が始まりました。稲、サツマイモも収穫が終わり、クヌギの木の落葉が増え、水辺エリアでは冬鳥であるジョウビタキの可愛らしい姿も確認しました。これからも、色々な顔を見せてくれるHondaWoodsを観察していきたいと思います。
今後も「森のたより」では、浜松の森の様子をお届けしていきます！！
> HondaWoodsとは？
浜松は、1948年に本田技研工業（株）が誕生した地であり、Honda初の二輪車「ドリーム号」が生まれた地。
Hondaの原点とも言うべきここ浜松にある2つの生産工場、「トランスミッション製造部」と「二輪・パワープロダクツ事業本部 細江船外機工場」、それぞれを囲む森が「HondaWoods浜松」として整備されています。
浜松らしいのどかな自然と浜名湖の水辺を活かし、生きた森と里山を体感できる森を、ぜひご覧ください。
トランスミッション製造部のHondaWoodsでは、2007年から「21世紀のふるさとの森づくり」として森の再整備をはじめ、2012年2月から工場見学プログラムの中で一般公開を始めました。
エントランス脇に広がるエリアを4つに分け、そこを順番にめぐります。
コース最後に設けられた「水辺エリア」には棚田も作られ、実際に稲の栽培も行われています。
>工場見学の申し込み
