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  • 2018.09.03

30泊31日の「夏のガキ大将の森キャンプ」が、
子どもたちを元気にします!

30泊31日の「夏のガキ大将の森キャンプ」が、子どもたちを元気にします!
森の達人より
こんにちは。ツインリンクもてぎにある自然体験施設「ハローウッズ」森のプロデューサー、﨑野です。
ハローウッズではこの夏も「夏のガキ大将の森キャンプ」を実施しました。今回は、毎年私が担当しているこの30泊31日の長期キャンプについてご紹介したいと思います。
﨑野 隆一郎
ハローウッズ
森のプロデューサー﨑野 隆一郎
ツインリンクもてぎの自然体験施設
「ハローウッズ」へ行ってみよう!

「夏のガキ大将の森キャンプ」への想い。

予約制の自然体験プログラム「夏のガキ大将の森キャンプ」は、毎年夏休みに小学4年生から中学3年生までの子どもたちが参加できる30泊31日のキャンプ体験です。2002年にスタートして以来、今年で17回目。このキャンプには、これまで延べ289人の子どもたちが参加してくれました。

30泊31日という、これほどの長期キャンプを始めたのには理由があります。
ハローウッズのイベントのなかで

  • ・昔に比べて元気がない
  • ・物事に取り組む意欲に乏しい(面倒くさがる)
  • ・自分の意見をはっきりと言えない

そんな子どもたちの様子を目にした私たちキャストが、「子どもたちを元気にしたい!」と思ったからです。

人間は誰しも「一人ひとりが個性的で魅力的なからだや心を持つ、かけがえの無い存在なのだ!」と言われ尊重されています。この当たり前のことを参加した子どもたちだけでなく、その保護者の方々にも今一度考えていただき、1ヵ月のキャンプ生活を通して「本当の自分に気づいてもらう」ことを目指しています。

そのためには、まず自分の中に隠れ潜んでいる「弱い心」と「強い心」を知ることから始まります。キャンプ生活の中でこの矛盾する2つの心と対峙し、悩み考え抜くことが大切です。

活動のベースキャンプは、多種多様な生命(いのち)が息づく里山の森「ハローウッズ」です。屋外でのテント生活が基本になりますが、隣接するサーキットを利用した「バイクスクール」や、ベースキャンプを離れた「サバイバルキャンプ」へのチャレンジなど、様々な体験を積み重ねていきます。
キャンプ生活は楽しいことばかりではありません。仲間とのケンカや、電気も水道も無い不便な野外生活など、厳しいことや辛いこともたくさんあります。
しかし、私たちキャストは矛盾する心に気づく場と悩み考え行動する機会をつくり、サポートすることだけに徹しています。例え火を起こせず食事を作れなかったとしても、本当に手助けをしません。

ですから、子どもたちは必死です。自分でものごとを考え行動につなげていきます。この繰り返しこそが主体的で前向きな「強い心」と「行動力」をはぐくむきっかけとなり、「自分のやる気」をチカラにして人生を前向きにとらえる、どんな状況の中でも逞しく生き抜いて行ける人間に成長させると考えています。

ツインリンクもてぎの自然体験施設「ハローウッズ」を支えるスタッフのこと。キャストは人と森をつなぐ「語り部」であり、「気づきと学び」の引き出し役です。

キャンプの現場レポート

子どもたちを元気にし、本当の自分に気づいてもらう「夏のガキ大将の森キャンプ」ではどのような生活をしているのか。その活動内容の一部を紹介します。

日の出とともに、まずは急峻なハローウッズフィールドのランニングで1日が始まります。

プロのサックス奏者 坂田明さんをお招きして、“本物の音”で音感やリズム感を鍛える「音楽教室」の様子です。

子どもたちのもっとあばれたい、もっと走りたい!という欲求不満の解消法としてとして今年から取り入れた「スポーツチャンバラ」。ストレス発散だけでなく、心身を鍛えることにも役立ちます。

現代社会は、甘い物が「美味しい!」になってきてはいないか?正しい味覚を身体に記憶してほしくて「味覚教室」を開催しました。

すべて自分で決めて、行動しなくてはならない「ソロサバイバルキャンプ」で主体性を育みます。

「みんなでサバイバルキャンプ」では、仲間との遊びや揉め事を繰り返します。“きりもみ式”での火おこしは、みんなで協力してようやく火がつきます。
火がおこせないと食事が食べられない!そんな過酷な状況下、子どもたちは仲間と協力しながらたくましくなっていきます。

キャンプのクライマックス

キャンプ生活のクライマックスは、ハローウッズから茨城県にある大洗海岸までのウォーキング「集大成の旅」。
これまで一緒に生活してきたチームメイト7人と協力してテントなどのキャンプ道具を背負って歩き続けます。3チームそれぞれが目指す大洗海岸までは約60kmの距離。2泊3日の長旅です。

この「集大成の旅」では、もし子どもたちが道が間違えていてもキャストは指摘しません。自分たちが間違いに気づき、解決策を考えることが大切だからです。子どもたちは地図とコンパスだけを頼りに、今年も誰一人脱落することなく大洗海岸にたどり着くことができました。
ハローウッズに戻るバスのなかでは、みんなぐっすりと寝入ってしまいます。

からだと心を元気にして自信と意欲を生みだす

「夏のガキ大将の森キャンプ」では、このようなキャンプ生活を通して子どもたちが元気になっていく様子を、キャストも「実感」することができます。

このキャストの「実感」を客観的に評価するため、子どものからだと心の問題を様々な方法で調査・研究している、日本体育大学の野井真吾教授との共同研究も2007年から開始しました。

10年にわたる共同研究で蓄積したデータを分析すると、長期キャンプには以下のような成果があることが判明しました。

  • ・寝つき、朝の体調・食欲、排便リズムを良くして、悩みを軽減する
  • ・身体活動量(歩数)を増加させる
  • ・午前中の覚醒水準(棒反応)を高める
  • ・生体リズム(メラトニン)を整える
  • ・自律神経(体温)の調子を整える
  • ・前頭葉(go/no-go)の発達を促す
  • ・足趾の筋力・巧緻性を高める
  • ・視機能を高める

つまり、自然の中で人や生きものと関わることができる長期キャンプには、現代の子どもたちの「からだと心を元気にする」要素が含まれていることがわかったのです。

「夏のガキ大将の森キャンプ」では、今後もこれらの分析結果を参考にしながら就寝・起床と睡眠時間、午前中の運動量などに毎年変更を加え、子どもたちがより元気になるプログラム内容やスケジュールで実施しています。

仲間と過ごす1ヵ月のキャンプ生活を通して子どもたちは様々な「気づき」を得ます。また、「からだ」と「心」を時には優しく癒し、時には厳しく鍛えるキャンプでの達成感は、子どもたち一人ひとりの「自信」となり、無限の可能性が広がる未来にチャレンジする「意欲」を生み出すことにもつながると、私たちキャストは考えています。

ツインリンクもてぎの自然体験施設「ハローウッズ」へ行ってみよう!

「夏のガキ大将の森キャンプ(30泊31日)」に続いて、「夏のガキ大将の森キャンプ~低学年1週間編~」も今年のプログラムを無事に終了しました。

「低学年1週間編」では、小学1~3年生21名が1週間のキャンプ生活に挑みます。キャンプは森の中での生活場所づくりから始まり、山歩き・虫とり、那珂川までの歩き旅とラフティング、川遊びなど自然の中での体験プログラムが盛りだくさんです。

どちらも来年も開催予定ですので、ご参考までに今年の募集概要を掲載いたします。

「夏のガキ大将の森キャンプ(30泊31日)」(2018年募集概要)
  • 場所:ツインリンクもてぎ
  • 日程:7月26日(木)~8月25日(土)【30泊31日】
  • 応募締め切り:6月24日(木)
  • 参加対象/定員:小学4年生~中学3年生/21名
「夏のガキ大将の森キャンプ~低学年1週間編~」(2018年募集概要)
  • 場所:ツインリンクもてぎ
  • 日程:8月26日(日)~9月1日(土)【6泊7日】
  • 応募締め切り:7月29日(日)
  • 参加対象/定員:小学1~3年生/21名

例年、ハローウッズ「予約制プログラム」ページへ にて告知いたします。

ツインリンクもてぎの自然体験施設「ハローウッズ」へ行ってみよう!

ハローウッズでは子どもたちだけで参加するキャンプのほかにも、家族キャンプデビューをフルサポートで応援するプログラムや、家族でツリーハウスづくりにチャレンジするキャンププログラムなども行っています。

  • ・9月29日~30日
    (1泊2日)

    「秋のはじめてファミリーキャンプ」

  • ・10月13日~14日
    (1泊2日)

    「ガキ大将ファミリーキャンプ~ツリーハウスづくり編~」

などなど、詳しくはこちらから。

ハローウッズ「予約制プログラム」ページへ
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