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  • 2018.08.07

ハローウッズの森に集まる虫のなぜ?なに? 編

ハローウッズの森に集まる虫の
なぜ?なに? 編

ハローウッズの森には、様々な種類の虫たちが集まります。子どもたちに人気のカブトムシやクワガタムシはもちろん、花の蜜を吸うと思われている蝶の仲間や、家の中にいると思われているゴキブリの仲間まで。夜に集まる虫と日中に集まる虫では種類も違います。さあ、森にはどんな虫たちが集まるのか見てみましょう。

奥山 英治
ハローウッズキャスト奥山 英治

クヌギやコナラの樹液はいろんな虫たちの餌になります。

雑木林には様々な種類の木が存在し、色々な虫がそれらを餌にしています。葉っぱを食べるものや木を食べるもの、根っこを食べるものや樹液を餌にするもの。子供たちに人気のあるカブトムシやクワガタムシは雑木林で多く見つかりますが、それは雑木林のクヌギやコナラ・クリなどから出る樹液を餌にしているからです。しかしそれ以外にも、樹液を餌としている虫たちは多くいます。ここでは、樹液に集まる虫にはどんな虫がいるのか、代表的なものを取り上げてご紹介します。

夜の樹液に集まる虫たち

カブトムシ
1カブトムシ
カブトムシ

森の王様とも言われてるカブトムシ。日中でも樹液に寄ってくることがありますが、基本的には夜行性なので夜に飛んで樹液へやってきます。他にやって来る虫たちを追い払い、強さをアピールしているシーンなど圧巻です。

コクワガタ
2コクワガタ
コクワガタ

木のうろ(樹の中が腐ったりしてできた穴)などの隙間に入り込めるように体はうすく、あまり大きくならないクワガタムシ。樹液争いなどはあまりしない、どちらかといえばおとなしい昆虫です。コクワガタは様々な環境で生息する日本で一番多く見られるクワガタムシと言えます。

ミヤマクワガタ(右)、ミヤマカミキリ(左)
3ミヤマクワガタ(右)、ミヤマカミキリ(左)
ミヤマクワガタ(右)、ミヤマカミキリ(左)

ミヤマクワガタはクワガタムシの中でも最も大きくなる種類で、涼しい地域や山地で見ることができます。また夜間だけでなく日中でも多く見られます。ミヤマカミキリはクヌギなどで育ち、触覚が長い大型のカミキリムシです。街灯などにもよく飛んできます。

オオウンモンクチバ(右)、ハグルマトモエ(左)
4オオウンモンクチバ(右)、ハグルマトモエ(左)
オオウンモンクチバ(右)、ハグルマトモエ(左)

蛾の大半は夜行性で、樹液には様々な中型の蛾がやってきます。蝶のような口で樹液を吸い、ライトで照らすと反射して目が光ます。

ヤマトゴキブリ
5ヤマトゴキブリ
ヤマトゴキブリ

日中は木のうろなどに隠れていて、夜になると樹液にやってきます。雑食性でオスは翅が長く、メスは短いのが特徴です。クワガタとよく見間違えます。

日中に樹液に集まる虫たち

カナブン
6カナブン
カナブン

樹液に集まるカナブンの仲間には、他にクロカナブンやアオカナブン、シロテンハナムグリなどがいます。樹液をめぐる縄張り争いでは、頭で相手を押し合う喧嘩を繰り広げますが、見ていて楽しくなりますよ。

スズメバチ類
7スズメバチ類
スズメバチ類

樹液には、オオスズメバチやコガタスズメバチ、モンスズメバチなど数種類のスズメバチがやってきます。ものすごく威張り、気が強く、顎を使ってカナブンやクワガタを追い払います。昼間の樹液の王様と言えるでしょう。

アカボシゴマダラ
8アカボシゴマダラ
アカボシゴマダラ

樹液を吸いにくるチョウにはタテハチョウ科が多く、ゴマダラチョウやアカホシゴマダラなどがよく集まります。現在見られるアカホシゴマダラは中国原産で、関東を中心に分布を広げています。

オオムラサキ
9オオムラサキ
オオムラサキ

オオムラサキは翅を広げると10~12cmほどの大型の蝶で、日本の国蝶になっています。オスの翅は鮮やかな青色でとても美しく、樹液では、小さな虫がオオムラサキの大きさに驚き、場所をゆずるシーンが見られます。

ルリタテハ
10ルリタテハ
ルリタテハ

ルリタテハは里山の雑木林で多く見られ、黒い翅に水色のラインが目印の蝶です。花の蜜を吸うタテハ類とは違い、樹液や動物の糞などによく集まります。

スミナガシ
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スミナガシ

スミナガシはタテハ科の蝶で、ルリタテハ同様に動物の糞などにもよく集まります。翅の模様や色が墨流し(墨汁を水に垂らした際に出来る模様)に似ていることから名前がついた、とても不思議で綺麗な翅をしています。

ボクトウガ(幼虫)
12ボクトウガ(幼虫)
ボクトウガ(幼虫)

ボクトウガの幼虫が木の材部をかじると木から樹液が出てきます。つまりこの幼虫が多く雑木林にいることで樹液の出る木が増え、クワガタやカブトなど樹液を求める虫が多く集まります。同様にカミキリの幼虫も樹液を出すことに貢献しています。

ウシアブ
13ウシアブ
ウシアブ

ウシアブは大きなアブで、樹液に集まるのはほとんどがオス。メスは産卵のためにウシなのどの大きな動物や人の血を吸います。追い払ってもまとわりついて飛び回るウシアブに迷惑を感じている人も多いです。

ホシアシナガヤセバエ
14ホシアシナガヤセバエ
ホシアシナガヤセバエ

ホシアシナガヤセバエは樹液を餌にしているスリムなハエです。あまり飛び回ったりせず、じっと木に止まっているので、気がつかないことが多いです。

ムネアカオオアリ
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ムネアカオオアリ

ムネアカオオアリは山地にすむ大型の蟻で、胸が赤いので目立ちます。性格は強気で、樹液争いではカナブンやハチなどを追い払う行動が見られます。大群ではありませんが、数匹で樹液に群がるところが見られます。

ヨツボシオオキスイ
16ヨツボシオオキスイ
ヨツボシオオキスイ

ヨツボシオオキスイは里山の雑木林でよく見ることができます。薄っぺらい体で木のうろなどに隠れていて、樹液を餌にしています。他に黒いボディーに赤い模様が4つあるヨツボシケシキスイなども見られます。

森の木の樹液には様々な生き物がやって来るので、どの虫が気が強くてどの虫が気が弱いのかなど、虫の力関係を観察することができます。だから樹液に集まる虫を捕まえるのではなく、それぞれの虫がどんな動きをするのか、じっくり行動を観察するのも楽しいですね。クワガタムシやカブトムシの攻撃は迫力満点ですよ。

ツインリンクもてぎの自然体験施設「ハローウッズ」へ行ってみよう!

ハローウッズは42ha(東京ドーム約9個分)の広さがあり、いつでも、誰でも、思いっきり遊べる元気な森です。夏の虫をはじめ森の生きものたちに触れるワークショップをたくさんご用意して、皆さんをお待ちしています。

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8月〜9月の主なプログラム

  • 8月〜9月の主なプログラム
  • 8月~9月の主なプログラム

    • ・8月11日~14日

      「生きもの探険隊 ~夏休み特別編~」

    • ・9月8日~9日

      「生きもの探険ファミリーキャンプ~秋の森の昆虫編~」

    • ・9月15日~17日

      「生きもの探険隊 ~めざせ、トンボ博士!~」

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