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  • 2019.10.04

昔ながらの川釣りに挑戦してみよう!

昔ながらの川釣りに挑戦してみよう!
奥山 英治
今回の案内人
ハローウッズ キャスト/
日本野生生物研究所代表/
ナチュラリスト/イラストレーター 奥山 英治

こんにちは!日本野生生物研究所の奥山です。野山はそろそろ秋めいてきましたが、晴れた日の陽射しはまだまだ暑いですよね。川の水もまだ冷えていないので、今回は川遊びと一緒に楽しめる、昔ながらの魚の釣り方をご紹介します。

一風変わった「あんま釣り」にチャレンジ!

里山の子どもたちにとって、川は森と並んで大切な遊び場のひとつでした。川に行くと水に入ったり、生き物を捕まえたり、釣りをしたりして、釣れた魚はその場で焼いて食べたりして自然を大いに楽しんでいました。そのときに行われていた釣り方が「あんま釣り」です。

あんま釣りはウキもオモリも使わず、竿と糸とハリだけのシンプルな仕掛けで、浅い川の中に入って小魚を狙う釣りです。仕掛けを沈めるオモリがない代わりに、竿自体を水中に沈めて前後に動かすことでエサを川底付近に漂わせ、魚が掛かればビビビッと直接手に感触が伝わります。

ちなみに、中腰になって竿を前後させるこの動作が「あんま師(=マッサージ師)」の動きに似ていることから「あんま釣り」と呼ばれるようになったといわれています。

このように一風変わった面白い釣り方ですが、あんま釣りは不思議と普通の釣り方よりもよく釣れるともいわれているので、小さなお子さんの釣りデビューにもピッタリです。
川遊びに出かけるときには、あんま釣りにチャレンジしてみませんか。

フィールドは浅くて流れが穏やかな清流。

いつも川遊びに行く場所があるのなら、そこであんま釣りができるかもしれません。
具体的には、ヒザ下ぐらいまでの水深で流れの穏やかなところ。水は川底まで透けて見えるくらいキレイな方がいいですね。川底が小さな石や細かい砂になっていることも大事です。
これって、まさに川遊びに適した場所ですよね。このような場所は、あんま釣りもやりやすいのでおすすめです。

※お子さんからは目を離さず、急な天候の変化や増水に十分ご注意ください。また、周りに川遊びの人がいるときは、釣りを控えましょう。

釣り竿もエサも現地調達で!

道具は、市販の釣り竿を使ってもいいのですが、せっかくあんま釣りにチャレンジするのなら当時を真似して1~2mの細い竹や木の枝などを竿にしてみてはどうでしょうか。 竿を現地で調達するなら、事前に必要なのは糸とハリだけです。竿を使わず、指に糸を巻き付けても魚の感触がダイレクトに伝わって面白いかもしれませんよ。

エサだって現地調達です。川辺の石の裏には、いわゆる「川虫」と呼ばれるカゲロウやカワゲラなどの幼虫が住んでいるので、これらをエサとして使います。この川虫捕りだけでも、思わず熱中してしまいます。
もし川虫が見つからなかった時には、河原の草むらなどにいる虫や幼虫、ミミズなど、魚たちが食べそうなものを想像しながら、みんなでエサになるものを探してみるのもいいですね。

さあ、実際に釣ってみよう!

それでは、いよいよ実際にフィールドに出て釣りをしてみましょう!

  • STEP 01

    エサの川虫が死なないようにお腹にハリをちょんと引っかけたら、川の中に立って仕掛けを下流に向かって流します。川の流れで糸が引っ張られたら、そのまま竿を水面に倒していきましょう。
    ※釣り針は先端が鋭いので、十分に注意してください。

  • STEP 01
  • STEP 02

    倒した竿と仕掛けが一直線になると、エサは流れに負けて水面に浮いてしまいます。竿の先を川底まで沈めて、エサが川底の近くを漂うようにしましょう。

  • STEP 02
  • STEP 03

    竿の先を水中に沈めたら、竿を前後にゆっくりと動かしてエサをアピール!これが「あんま釣り」の特徴です。

  • STEP 03
  • STEP 04

    魚がエサに食いつくと振動が手に伝わってくるのも、この釣りの楽しさです。
    プルプルッと来て竿を持ち上げてみると、釣れたのはウグイ。アカハラやハヤなどの名前で呼ばれている地域もあります。

  • STEP 04

川の中に入ったら、水を濁(にご)らせるように足元の小石や砂を足で動かすのがマル秘テクニック。魚たちは川底が荒れると濁りと一緒に川虫が流されてくることを知っているから、濁っている場所には魚が寄ってきて、エサを見つけて飛びついてくれますよ!
ぜひ試してみてください。

釣った魚を食べてみよう!

昔からあんま釣りで釣られていた魚は、ウグイのほか、オイカワやカワムツなど。里山に暮らす子どもたちは、川でこういった魚たち釣って遊んでいました。

  • オイカワ

    ウグイと並び、「あんま釣り」ではお馴染みの魚。ヒラタカゲロウ類の幼虫をエサにしていると特によく釣れます。真夏にはオスの体がキレイな虹色に変化します。

  • オイカワ
  • カワムツ

    もともと西日本にいた魚ですが、最近は日本中の川で見るようになりました。オイカワと住む場所が同じせいか、オイカワが減っている川もあります。

  • カワムツ
  • アブラハヤ

    好奇心旺盛で、どんなエサにも飛びついてきます。ウグイの仲間ですが、体が柔らかく全体的にヌルヌルしています。

  • アブラハヤ

また、自分で釣った魚を食べるのも、子どもたちの楽しみのひとつでした。みなさんも魚を持ち帰って、当時と同じように塩焼きなど簡単な料理で食べてみましょう。
自分で釣った魚の味は格別ですよ!

※川魚は、しっかりと火を通して食べましょう。

今月の「なぜ?なに?自然の大図鑑!」は、あんま釣りでも釣れるオイカワの特集です。是非ご覧ください!

ツインリンクもてぎの自然体験施設「ハローウッズ」へ行ってみよう!

ハローウッズは42ha(東京ドーム約9個分)の広さがあり、いつでも、誰でも、思いっきり遊べる元気な森です。人と自然が楽しくかかわり合い、自ら体験し、発見できるプログラムをたくさん用意して、皆さんをお待ちしています。

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