「今回、実物のHonda eを見て、全7色の多彩なカラーバリエーションにも驚いたという高下さん。
「作品で参考にしたのは白だけですし、コンパクトなサイズからも可愛らしいイメージを持っていたのですが、黒い(クリスタル ブラック パール)モデルを見て、すごく格好いいなって。実車を見て印象が変わりましたね」
また、乗り心地もイメージと違っていたと振り返る。
「これまでコンパクトカーって、ガタガタするイメージがあったんですが、まったくそんな感じはしなかったです。車内も意外に広く、とても快適な乗り心地でした」
乗り心地以上に高下さんが驚いたのが、サイドミラーがなくドアノブ周辺に配置されたカメラ映像をディスプレーに映し出す、後方確認システムだ。
「ミラーがないことも、ディスプレーに映る映像のキレイさにも驚きました(笑)。でも、ミラーじゃないから、大雨でも映りは変わらないだろうし、安全ですよね」
また、先進のAIシステムが高下さんをさらに驚かす。
「反応がとても早いですよね。カーナビは事前の設定が必要ですが、AIなら音声で指示ができる。最先端のテクノロジーが車に搭載されることに、未来を感じました」
「Honda eの車内で、老夫妻が楽しげにドライブしている様子を詳細なタッチで描いたこの作品。その意図は?
「作品の参考にHondaさんのサイトを訪れると、そこに『将来的には事故のない車社会を目指す』というようなことを掲げられていて、とても共感できたんです」
そこで高下さんの頭に浮かんだのが、高齢のドライバーが運転をするシーンだ。
「テーマの未来を考えた時、高齢者の方がドライブを楽しんでいる光景が浮かびました。これも事故のない車社会のひとつの理想的なカタチだと思い、描きました」
※こちらのサイトに掲載されている情報は2020年11月時点の情報です。