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全日本モトクロス選手権第7戦 SUGO大会

みなさんこんにちは!
Hondaライダーズフレンドの鶴田麗子です。

今回は10月23日24日にスポーツランドSUGOにて開催された「全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦SUGO大会」に行ってきましたのでその様子をレポートします!

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24日は朝から青空が広がり気持ちの良い晴天に恵まれました。これまでと比べると日中も気温が下がり朝晩は冷えて冬の訪れも感じられる1日でした。

本来であればシーズン最終戦でしたが、第2戦の中国大会が11月28日へと延期となったため、今回のSUGO大会は最終戦に向けての大事な大会となりました。変則的なスケジュールが重なったこともあり、私はHondaライダーズフレンド2年目にしてSUGOのモトクロス会場は初めてだったのですが、なんと言ってもSUGO名物の「大坂」に驚きました。勾配がすごすぎる…というのは聞いていたのですが、実際にみてみると想像以上のもので実際にバイクで登れるものなのか?と思うほどでした。大坂は、傾斜角が30°もあり最大高低差は約35mもあるようです。文章ではなかなか伝わりづらいので、まだ見たことないよ、知らなかったよという方には、是非実際に訪れてほしい会場だなぁと思いました。

今回も前回のHSR九州大会と同様に、ホスピタリティブース横にて、オフロードミーティングMCを務められている末飛登さんが、今回のレースの見どころや注目ライダーについて各クラスのレース解説をしてくださいました。私もアシスタントとして一緒に参加させていただきましたが、とても面白く楽しい時間を過ごすことができました。見に来てくださったり反応をくれたファンの皆さん、ありがとうございました!

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また、お昼には「Honda CR-Electric プロトタイプ」と「M-TEC E.REX」の2台の電動モトクロッサーのデモンストレーション走行が行われました。こちらの2台は以前にもデモ走行が行われていたのですが、再び見られる機会にお客さんも喜んでいたように見えました。
会場のBGMが無い静かな状態での電動走行に、注目が集まりました。走行中は電動ということもあってやはり静かで、そこに響くバイクのモーター音が印象的でした。脱炭素を目指した電動モデルにもこれからは注目ですね。

そして、レースではチャンピオン争いに向けて注目が高まった今回の大会。
結果は、IA1クラスヒート1では山本鯨選手が1位を獲得。やはり強かったです。ホールショットを取った後、途中トップを奪われる場面もありましたが、終盤で応援していた私たちの目の前でトップの座を奪い返したところには興奮しました!ヒート2は惜しくも3位でしたが、今回の大会でポイントランキングトップに浮上し最終戦に王手をかけました。
IA2クラスでは、前回トップとの差わずか1ポイントでランキング2位だった大城魁之輔選手の活躍が期待されました。ヒート1では3位、ヒート2でも6位と惜しい結果となりましたが、今回ポイントリーダーの欠場によりランキングトップとなりました。
レディースクラスでは、川井麻央選手が見事1位を獲得し今季5回目の優勝を飾りました!前回優勝を飾った久保まな選手にも期待が集まりましたが、惜しくも途中で転倒があり3位となりました。

今回のレースは次回の最終戦に向けて選手たちの熱烈なバトルがみられました。何より末飛登さんの解説で私も熱が入り、Hondaファンのみなさんと今までよりも近くで応援する事が出来ました。とても濃い1日を過ごすことが出来て嬉しかったです。

そして私にとって今年度の活動が終了しました。寂しい気持ちでいっぱいですが、皆さんのおかげで無事に終えることができました。本当にありがとうございました!

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次回はいよいよシーズン最終戦の「全日本モトクロス選手権第2戦 中国大会」。ついに各クラスのチャンピオンが決まる争いが、11月27日と28日に広島の世羅グリーンパーク弘楽園にて行われます!最後までどのクラスも目が離せないですね。Hondaライダーズフレンドからは高井麻由果ちゃんが参加予定です。
これからもHondaチームとライダーの応援をよろしくお願いします。