ゴルフ理論

スコアアップにつながるゴルフ理論自宅でできる!
ゴルフが上手くなる体操

2022.01.13


冬はゴルファーにとって自らのポテンシャルを上げる季節。無理してスコアメークが難しい状況のコースに出かけるよりも、インドアでトレーニングを行うほうが得策かもしれません。というわけで、今回は小スペースがあれば簡単にできる「ゴルフが上手くなる」体操をご紹介します。

上半身の体操

●体の側面を伸ばす(1セット:左右10回ずつ)
まずは体側を伸ばすストレッチ。足を肩幅程度に開いて直立し、手のひらを太ももにつけた姿勢がスタートポジション。

ここから左手を下にスライドさせながら右の体側を伸ばします。伸びていると感じたら最初の姿勢に戻り、今度は右手を下にスライドさせながら左の体側を伸ばします。伸ばされている体側が弧を描くように行うのがポイントで、左右10回ずつを1セットで行いましょう。


●肩甲骨の柔軟性を高める(1セット:10回)
プロゴルファーはスイング中に左右の肩甲骨が閉じたり開いたりしていますが、こうした肩甲骨の柔軟性はスイングの美しさと飛距離に直結します。肩甲骨が開くようにするにはクラブを使ってストレッチしましょう。

まずはクラブを横にして両端を持ち、重量挙げのように頭の上に掲げます。そのままクラブを背中に持って来れれば肩甲骨の柔軟性は十分です。

できない場合はシャフトが頭の後ろに来るように持って、クラブを上下させましょう。


●手首の柔軟性を高める(1セット:左右10回ずつ)
手首の柔軟性も正しいスイングを行うための大事な要素なので、ふだんから動かし柔らかくしておきたいところです。

やり方は片手でクラブを持って、クラブヘッドを円運動させるだけです。手の位置をなるべく変えず、クラブヘッドを右回りさせましょう。

左右の手それぞれ10回を1セットで行いますが、スムーズにクラブを回せないほうの手を重点的に行ってもいいでしょう。

下半身の体操

●左右の股関節を入れる(1セット:左右10回ずつ)
スイング中の股関節の動きはスピードスケートの運動と似ているので、これもふだんの体操に取り入れましょう。

左手を前に振りながら右の股関節に乗るのがバックスイングの動き、右手を前に振りながら左の股関節に乗るのがフォロースルーの動きです。正面を見ながらリズミカルに左右に動いてください。


●足の底屈と背屈をしっかり行う(1セット:左右10回ずつ)
足首の柔軟性は飛距離を左右する重要な要因です。足首が固いとうまく地面を使って体をターンすることができないので、ここもしっかりとほぐしておきたいところです。単に足首をぐるぐる回してもいいのですが、ふだんの歩き方を少し変えるだけでも飛距離アップにつながります。

足の底屈と背屈をしっかり行うのがポイントで、正面にいる人から足の裏が見えるように歩きましょう。こうしているだけで地面を蹴る力が強くなります。


●体のターンでインパクトを迎える(1セット:10回)
最後はより実際のスイングに近い動作です。手を使わず体のターンでクラブを下ろす動きを覚えます。

アドレスのイメージで立ったら、クラブを骨盤に当てるように持ち、右股関節を入れるバックスイングの動作を行います。

このときクラブは骨盤と同じだけ回転しますが、そこから前傾姿勢を崩さず骨盤を回してクラブをインパクトの位置まで持っていきます。この動作を10回1セットで行いましょう。

いかがでしたか? いくら練習を積んでも体にその準備がないと、正しいスイングを身に付けることはできません。ぜひとも冬の間に動ける体を作っておきましょう! その際には、なるべくゴルフスイングに近い動作で行うことがポイント。今回はその条件に合う体操に絞ってご紹介したので、1セットずつを基本に、体に無理のない範囲で行ってくださいね。

監修
増田哲仁プロ

「歩くように打つ」で一世を風靡した元祖・カリスマコーチ。長年指導してきた「体でリードするシャロースイング」が世界のゴルフシーンの主流になっている現在、再び増田メソッドに注目が集まっている。


Honda GOLF編集部 小林一人

Honda GOLF編集長のほか、ゴルフジャーナリスト、ゴルフプロデューサー、劇画原作者など、幅広く活動中だが、実はただの器用貧乏という噂。都内の新しいゴルフスタジオをオープンし、片手シングルを目指して黙々と練習中。


「ゴルフ理論」の記事一覧へ