マメ知識

ゴルフの雑学・マメ知識【グリーンのマナー】誰が抜く?
どこに置く?ピンの正しい扱い方

2010.04.15

みなさんこんにちは!かな子です。私のちょっとしたクエスチョンで豆知識を♪

みなさんは「ピンの持ち方」って知っていますか?マークの仕方などのマナーやルールは知られていると思いますが・・・見落としがちなのがこの“ピンフラッグ”。ただ誰かがピンを抜いて、終わったら元に戻して・・・って何も気にせずにやってしまいがちなグリーン上。そんなピンフラッグにも扱い方があるんです。ゴルフのプレーを見なくても、ピンフラッグの扱い方ひとつでマナー上級者かどうか判断できちゃうみたいなんです!?・・・実はみんな見ているんです。黙りながらもあなたのマナーを品定めしているんです(恐)。逆に、これをさらっとやっていれば、誰から見ても目に留まるゴルフ美人になるわけですよ!初心者の私も、「ゴルフ上級者」に大変身っ!?
そこで!あるプロゴルファーの方に聞いてみました!

まず、パットをする際にピンフラッグを抜きますよね、一体誰が抜くのが正しいのでしょう?
① カップに一番近い人
② 一番年下の人
③ 誰でも構わない

正解は・・・・①
原則として、グリーン上でのボールがカップに一番近い人が抜きます。
たとえ大先輩であってもこれが原則!でも聞くところに寄れば・・・体育界系のゴルフでは先輩がピンを持っていると、「先輩!代わるッス!」とすかさず後輩が動くようですよ。さすが体育界系!ゴルフでも同じ世界みたいですね。
もしカップからボールが遠い人がいた場合には、“抜いても大丈夫かどうか”、“カップが見えるかどうか”のひと声をかけて確認してから抜きましょう。
ロングパットの時、同伴者にピンフラッグに寄り添ってもらうケースがあります。その場合、ピンフラッグをさしたまま持ちますが(この事を「アテンド」という)、その時はカップ周辺を踏まないように、グリーンが高くなっている側に離れて立ちます。また、カップ側に自分の影ができないように、体の動きを静止させましょう。風が強い日など、旗がバタバタしないように旗と一緒に持つのも上級者ですよ!
ここで注意点☆
グリーンに乗っている状態から打ち、ささったままのピンに当たったら・・・打った人が2打罰になってしまいます(もったいないー。泣)。

次に、ピンを抜いた後はどこに置くのが良いでしょう?
① グリーン上の当たらない所に置く
② グリーンの外に置く
③ その人の気分で置く

正解は・・・・②。
基本的にグリーン外に置きます。大きなグリーンの場合はやむを得ずグリーン上でも良いのですが、その場合はそっと置きましょう。ピンは金属製でそれなりに重量があるので、グリーンが痛んで跡がつくことがあります。また、ボールが当たる可能性が少しでもある場所には絶対置かないように。オーバーすることも視野に入れて、相手のラインの延長線上には置かないようにしましょう。もしボールがピンフラッグに当たればペナルティーになってしまうので要注意!

最後に、ピンフラッグを最後に挿すべき人は誰でしょう?
① 最初にホールアウトした人
② 一番年下の人
③ ジャンケンで負けた人

正解は・・・・①。
後続組の人たちのために効率よくプレイ進行を心がけましょう。
ちなみに持ち方もあるんです。旗を上にして持つと後続組からピンが挿してあるように見えるので、打ち込まれないように下にして持ちます。旗が音を立てないように、旗ごとピンを持つと完璧なゴルフ上級者ですよ!
キャディーさんがいる場合でも、なるべくピンフラッグは持つようにしてあげましょう。「持ちますよ」と一言声をかけてあげるとお互い笑顔で嬉しい気分になれますね!

このようにゴルフにはいろいろマナーやルールがあります。こういうちょっとした事を知っている方も知らなかった方も、ゴルフをする時は“気遣う心”を持ってラウンドすれば、みんなが楽しく、素敵な時間を過ごせると思います。
さ!豆知識を発揮し、目の引くゴルフ上級者に見られちゃいましょう!

絵と文
Honda GOLF編集部 かな子

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