GENTSUKI CLUB

ネコxゲンツキ比較論

ホンタマ

ノイ・ノーラ博士の文化論、2回目です。
今回は、ゲンツキは移動方法としてのメリットがあるだけではなく、気持ちの面でも大きなメリットがあるとか。さて、どんな講義になることやら。

本日のテーマ

ノイ・ノーラ博士
ノイ・ノーラ博士

ゲンツキと孤独を愛する文化学者

「昨年の今ごろ、何していたかなー?」なんてスマホに入っている写真を見て、無性にむなしくなった諸君。
わかる! その気持ち、実によくわかるよ!!
そんなモヤモヤを晴らしてくれるのは、名作漫画の一気読みでも、お取り寄せスイーツでもなく、ゲンツキだ。
走ることに集中すると、些細な不安や苛立ち、迷いなどが胸の内から吹き飛んで、スッキリサッパリとココロの整理整頓ができてしまう。
これは私が「気持ちスッキリ断捨離作用」と名付けた、ゲンツキの効能だ。この効能は、在宅勤務やオンライン授業の日々にも上手に取り入れてほしい。
たとえば、1人で悶々と思い悩んでいるとき、どうにもやる気が起きないとき、休憩がてらゲンツキでアイスを買いに行くといい。

帰宅後に改めて課題に向き合えば、余計なことに惑わされずに問題の本質がはっきりわかり、あっさりと解決の糸口が見つかったりする。
やる気は、アイスを食べれば自然に出てくるものだ。
ガソリンがないとゲンツキが走れないように、やる気を出すにはアイスが必須だ。
え? なぜアイスかだって? アイスはおいしい! 私はアイスを愛している!!
…とにかく、諸君がおいしいと思うものを買いに出かければいい。

もちろん私は家庭も愛しているし、ステイホーム、テレワークなど、家族で過ごす時間が増えたことは純粋に嬉しい。
とはいえ四六時中ずーっと一緒にいると、自分一人の孤独な時間が恋しくなってしまうのだ。
そんなときは家族より早起きして、少し遠くのコンビニまでアイス…ではなくコーヒーを求めてひとっ走りする。
何者にも立ち入られない孤独な時間を確保するためだ。
それにしても、この頃のコンビニコーヒーは旨い。ゲンツキのシートにまたがって飲めば老舗喫茶店に勝るとも劣らない味がする。

さてさて。
いろいろな価値観が一変した昨今だが、ヒトだってネコだって、誰かに会いたいと思うのは至極当然で、それは尊い感情だ。
孤独を愛する私だって、ときには無性に誰かが恋しくなるときがある。
そんなときも、頼りになるのはゲンツキだ。
面と向かって会いにくければ、同じ方向を向いて一緒に走ればいいのだから。
125ccなら2人乗りで出かけるのもいい。
言葉は交わさずとも、気持ちはしっかりと通じ合い、絆はより強くなるだろう。

どうだね、これからの時代におけるゲンツキの有効性は感じていただけたかね?
そもそも、「つまらない」と嘆くのではなく、日々は自分で楽しくしていくものだ。
諸君が新しい時代を切り開き、そこを駆け抜けようとするとき、ゲンツキはいいパートナーになるだろう。
諸君の未来が輝かしいものになるよう、このシート上から願っているよ。それでは!

講評
ホンタマ

確かにゲンツキで走るとそれだけで気持ちがスッキリすることがあります。
新しい時代に、ゲンツキはベストな選択のような気がしてきました。
しかしノイ・ノーラ博士、アイスとかコーヒーとか、食べ物の話が多いですね。
それでは、特別講義はここまでです。