GENTSUKI CLUB

ネコxゲンツキ比較論

ホンタマ

ホンタマです。
回を重ねるごとに“そもそもゲンツキはネコ科動物である”がなんとなく真実に思えてきた今日このごろ。皆さんはゲンツキとともに、ますますアクティブにお過ごしでしょうか。
さて、今回はいよいよネコとゲンツキの行動学に迫るお話しだとか。
「ネコだまし」なんていわれないように頼みますよ、リューゲ博士!
ではさっそく講義を拝聴することにしましょう。

本日のテーマ

リューゲ博士
リューゲ博士

ネコ×ゲンツキの比較生態学の研究者

以前に、ネコの猛ダッシュスピードが時速48kmだという話をしたね。
しかし、ネコの驚異的パワーは平地だけにはとどまらないぞ。
たとえば、“必殺カーテン昇り”を知っているかな?
部屋のカーテンの上部に小さな虫でも見つけようものなら、
目にも留まらぬ早さで垂直突進することができる。
近ごろ人間界では、ボルダリングなるものが流行っているようだが、我がネコ界のネコリンピックでは、えっへん、昔から正式種目なのだ。

このとき活躍するのが、ネコならではの爪のしくみだ。
普段は優雅に足音もさせない我々だが、ひとたび戦闘モードになると、爪の下にある腱が引っ張られ、滑車のように爪が飛び出すしくみになっている。これで、カーテンだろうと木登りやブロック塀だろうと、なんなく登れるというわけ。

ここで気付かないかな、ホンタマくん。
ゲンツキの登坂能力のすごさも、ネコの爪にそっくりじゃないか!小さなエンジンながら、坂道が目前に迫ればグイグイとパワフルに駆け上がって行く。タイヤだって、ネコの爪に匹敵するほどのグリップ力を発揮する。いやはや、やっぱりゲンツキはネコ科動物だね。

ちなみに、ネコは高所から降下する際にも器用にバランスをとってちゃんと脚から着地することができる。“ニャンコ空中回転の技”だな。
これは他の動物に比べて、ネコの耳は三半規管が極めて敏感かつ高性能にできているからなんだ。
そして空中においても、瞬間的な反射能力で着地に備えた体勢をとることができる。なんとこの能力は生後1〜2ヵ月で身につくんだから大したもんだ。

おっと、しかしゲンツキがいくらネコ科だからといって、急降下だけはまねしちゃダメだぞ。
良い子はくれぐれも安全運転で。
では本日はここまで。さて、昼寝としましょう。
また次回の講義で会えるのを楽しみにしているよ、ホンタマくん。

講評
ホンタマ

なるほどねぇ。ネコの爪もゲンツキの登坂力もすごいんだなあ。それにしても、博士はまた昼寝ですか。一日中寝てばかり…。しかもときどき、ゲンツキのシートからズッコケてますよね。
“ニャンコ空中回転の技”はどうしたのでしょう???
次回は、話題を少し屋外に移してゲンツキツーリングの話なんかを聞いてみたいな。
ネコもゲンツキも旅が好きって本当でしょうか。
次回もお楽しみに〜。