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GENTSUKI CLUB

秋は夜長の巻

月がとっても綺麗な夜。
ゆれるススキを眺めながら
蛙が虫の声に耳をすませていると、
なにやら遠くから灯が近づいてきます。

人魂⁉
怖くなった蛙は窓を閉め、
家の中で息をひそめていました。
しばらくそのままでいましたが、
何もおこる気配はありません。

やがて“トントントン”と
家の扉をたたく音がしたので、
蛙がおそるおそる外を覗いてみると
そこには、カボチャのオバケが!

カボチャのオバケは蛙にむかって、
「鳥っ子は、鳥?」と問いかけます。
とっさに蛙は「ヒナ!」と答えました。

???

沈黙のあと大笑いしながら
カボチャを外したのは兎でした。
「とりっく・おあ・とりーと」だよ。

兎が教えてくれたことによると、
この街には"はろうぃん"というお祭りがあり、
オバケのかっこうをした子どもが訪れると、
いたずらをされたくない大人たちが
子どもたちにお菓子をあげるのだそうです。

本物のオバケでないことがわかった蛙は
ホッと胸を撫でおろしましたが、
お菓子を用意していなかったので
顔に落書きをされてしまいました。

大きなカボチャをPCXに積みながら、
次は猿を驚かしにいかないかと誘う兎。
蛙はカボチャがないことを伝えましたが、
"君の顔は僕のカボチャより怖いよ"と言われ、
一緒に大笑いしましたとさ。

・・・つづく。

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