この標識わかりますか?
道路標識のなかには見慣れないものや
似ていてまぎらわしいものがあります。
そうした標識に着目し
安全運転に役立つ情報としてお届けします!
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追い越しのための
右側部分はみ出し通行禁止
長い名前を持つこの標識は、前を走行する車両を道路の中央線(センターライン)より右側にはみだして追い越すことができないことを示す標識です。
どう運転しますか?
●中央線をはみ出しての追い越しは禁止です
●路肩に駐停車しているクルマや工事現場をよけるときは、はみ出すことが可能です
その場合、できるだけはみ出しが少なくなるようにしなければなりません※中央線をはみ出さずに追い抜きできる場合は追い抜きが可能ですが、追い抜く対象との間隔を十分にあけて周囲に注意して運転しましょう。
標識そもそも豆知識
「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」について少し詳しくなりましたね。しかし、この標識にある補助標識がセットになっていると違う意味の標識になることをご存じですか?
補助標識の「追い越し禁止」がセットになると「(いかなる場合も)追い越し禁止」という意味の標識になるのです。この場合は中央線をはみ出さない追い越しも禁止されています。
このように補助標識がセットになると意味が変わることもあるので、標識はしっかりと確認して運転しましょう。
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優先道路
この標識がある場所は優先道路になります。信号機がない交差点で優先的に走行できる道路であることを示しています。
どう運転しますか?
●優先道路の表示があっても脇道からクルマが飛び出してくるかもしれません
まわりの状況に気を配りながら運転しましょう
標識そもそも豆知識
優先道路、言葉を聞いたことはあっても標識を見たことがないという方もいると思います。標識がなくても優先道路とされるケースがあるからです。ここでは、標識のない場合の優先道路の見分けかたについてお伝えします。
前方優先道路の
補助標識がある場合この場合、目の前を横切る道が優先道路となります。自分がいる道は非優先道路ということです。
中央線が交差点内を
貫通している場合この場合、貫通する中央線がある道が優先道路となります。
交差する道路が
通行している道路よりも
あきらかに道幅が広い場合この場合、自分が通行する道は非優先道路となります。交差点に進入するときは徐行して通行しましょう。
通行している道路に
一時停止標識がある場合この場合、自分が通行する道は非優先道路となります。
※道路幅の判断が難しい、標識がないという場合は「左方優先」が原則です。十分に気をつけて運転しましょう。
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