ウルメイワシ
分類
ニシン目ニシン亜目ニシン科ウルメイワシ亜科
学名
Etrumeus teres
別名
ダルマイワシ、ドンボなど多数
分布
世界中の暖かい海に分布し、日本では北海道以南で見られる。
大きさ
1歳で10cm強、成長すると20cmを超えるものもいる。
釣期
初春から11月ごろまで。回遊魚のため、年や地域によっても異なる。
棲んでいる場所
暖流の影響を受ける沿岸部に多い。
生活史
通常は外洋を回遊しており、春になると産卵のために接岸する。また季節によって回遊の動きが異なり、春から夏にかけては北上、秋以降は南下する。
特徴
群れをなし、口を開けて泳ぎながらプランクトンを捕食する。
目が大きく、背は藍色、腹側は銀白色。マイワシやカタクチイワシよりもウロコが細かい。
主な釣り方
専門に釣る人は少ないが、回遊時は堤防からのサビキ釣りで地元ファンを中心にフィーバーする。
美味しい食べ方
脂の乗る冬場が旬で、刺身はイワシのなかでいちばんうまいとされる。ほかには塩焼きや干物など。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。