ウミタナゴ
分類
スズキ目スズキ亜目ウミタナゴ科
学名
Ditrema temmincki
別名
ウミタナゴは、標準和名マタナゴとアカタナゴの総称である
分布
北海道中部以南の全国沿岸。
大きさ
15~25cmから、最大で30cm。
釣期
周年で、最盛期は冬。
棲んでいる場所
堤防や磯の周辺など。海藻類が生えた浅場の岩礁域に多い。
生活史
卵胎生で、5~6月ごろに十数尾の仔魚を産む。
通常は甲殻類や多毛類などを捕食する。
特徴
淡水魚のタナゴに体型が似ていることからこの名がついた。
ウミタナゴには、体色が青みがかっている個体と、やや赤みがかったものがいる。従来は同一種とされてきたが、近年になって前者をマタナゴ、後者をアカタナゴと区別することになった。
主な釣り方
堤防で寄せエサを撒きながらのウキ釣りが主流。サビキなどに掛かることもある。地域によっては船からねらうケースもある。
美味しい食べ方
市場にはあまり出まわらないが、釣ったものは塩焼き、煮付けなどで食べられる。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。