マイワシ
分類
ニシン目ニシン科マイワシ属
学名
Sardinops melanostictus
別名
チュウバ(15~18cm)、オオバ(20cm以上)など
分布
北海道以南、九州までの全国に分布。
大きさ
20cm前後が標準で、最大で約30cm。
釣期
ほぼ周年。岸から釣る場合は回遊の有無に左右される。
棲んでいる場所
海岸付近から沖合いまでの表・中層を群れで回遊している。
生活史
ほとんどのマイワシは季節ごとに決まったサイクルの回遊をしており、春~夏に北上して、秋~冬に南下する。ただし一部では狭い海域に留まっている場合もある。
エサは海中の植物プランクトン。口を大きく開けたまま遊泳し、濾しとるようにして食べる。産卵期は12月から春までで、一部は秋にも産卵する。南方ほど早い。
特徴
背中が青緑色、側面から腹は銀白色に輝く。体側には黒い点が1列に並んでいるが、個体によっては点が消えていたり、2列になることもある。
体型は細長く、腹部が扁平で、断面は紡錘形。ウロコは薄くて非常に剥がれやすい。
主な釣り方
群れが接岸していれば、堤防からのサビキ釣り、ウキ釣りで数釣りができる。沖釣りでもサビキなどでねらう。
美味しい食べ方
夏から晩秋には脂が乗っていて非常に美味しい。塩焼き、カルパッチョ、天ぷら、フライなどにも適している。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。