ハコフグ
分類
フグ目ハコフグ科ハコフグ属
学名
Ostracion immaculatus
別名
  • 特 徴
分布
本州中部以南の沿岸部。
大きさ
20cm前後。
釣期
6~10月ごろ。
棲んでいる場所
沿岸部の岩礁域。
生活史
普段は群れを作らずに単独で生活しているが、産卵期になるとオスとメスがペアになる。幼魚のうちは球形に近い体型をしていて、育つにつれて長くなっていく。
特徴
フグの仲間ではあるが、皮膚以外には毒がない。
全身が骨盤でできた箱に覆われいて、断面は四角くくなっている。黄褐色の体に網目模様が入っており、成魚のオスは背側が鮮やかな青色。
独特な体型や、ヒレだけで泳ぐ可愛らしさから、観賞魚として飼われることもある。
主な釣り方
専門にねらうことはほとんどない。磯のウキフカセ釣りなどで寄せエサに集まり、外道として釣れる。サナギをエサにしたクロダイ釣りでもよく掛かってくる。
美味しい食べ方
フグ毒のテトロドトキシンを持たず、外側の骨板を剥がせば食べられるため、地方によっては人気がある。腹の板を剥がして身や肝、味噌などを詰めて焼く「カトッポ」は、五島列島の名物。刺身でも美味しい。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。
  • 特 徴