太公望通信 2020年4月7日号

日本にはニジマスが釣れる管理釣り場が各地にあります。
ニジマスはヤマメやイワナなどの渓流魚の仲間で、澄んだ水で育てられ、食べても美味しいのが特徴です。

エサ釣りでも釣れますが、ルアーや毛バリにもよく反応し、最近はそれらの釣り方専門の場所も増えています。

おしゃれな休憩スペースやレストランを併設しているところも多く、レジャー気分で気軽に訪れることができます。
多くの場所はレンタルタックルも完備していて、釣り方もインストラクターが教えてくれるので、ぜひ出かけてみてください。

※このページで紹介している施設の情報は、2020年4月のものです。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。

森の中に広がる4つのポンドと、食事のできるカフェを備えたレストハウス、宿泊できるロッジ、さらにバーベキューコーナーなどを敷地内に完備。池の水は水生昆虫などの生物が豊富な黒川から流れ込んでおり、周囲の森からはエサとなる虫も供給されるので、自然に近い状態で魚がエサを追っている。フライ＆ルアー教室も毎月開催している。

整備された敷地内に4つの大きな池がある人気の釣り場。瀟洒（しょうしゃ）な洋館風の受付兼レストランがあり、1日をゆったり過ごせる。ニジマス釣りに熱心な常連さんも多いが、初心者に対しても常駐のインストラクターがしっかりとサポートしてくれるので安心。豊富な地下水を利用した池は水温が安定しているので、魚のコンディションもよい。

東名高速道路・川崎ICから約10分。都心部からでもアクセス容易な住宅街の中に立地。敷地内に4つの池が並び、ルアー、フライ、ファミリーエサ釣りと幅広い釣り方が楽しめる。池の横に整備された屋根付きのバーベキュー施設もあり、釣ったニジマスを食べるのも楽しい。受付に併設のカフェ兼レストランもありランチに訪れる人もいる。

都内からもアクセスのよい郊外にありながら、コンディションのよいニジマスが泳いでいることで人気の釣り場。アユ釣りで名高い酒匂川沿いに立地しており、地下水を引いた3つの池で釣り場を構成。子供や家族連れを対象としてフィッシングスクールも定期的に開催している。湖畔には食堂と売店を兼ねたレストハウスもある。

山梨県の大月市にある自然の川を利用した管理釣り場。気軽に釣れる池の釣り場と、本格的な渓流の雰囲気を味わえる川の釣り場の2つがあり、レンタルタックル、バーベキューセットの販売など、サービスも充実していて、手ぶら来ても充分楽しめる。池（メインポンド）では、グループごとに希望の時間帯で放流もしてくれるので初心者でも安心だ。

敷地内に宿泊施設、食堂、大浴場（宿泊者が利用可能）も備えた広々として管理釣り場。開けた池と川の両方で釣りができ、川のほうは一定のエリアの貸し切りも可能。テニスコートやバーベキュースペースもあるので、家族で週末をゆっくり遊ぶのにも最適。別途料金を払えば45cm以上の大型魚のみを放流した「パインレイク」での釣りもできる。

45cmのニジマスもここなら平均サイズ、という釣れる魚の型のよさで知られる管理釣り場。富士の湧水を使用した透明度の高い池には大きな影が無数に泳ぐ。ニジマスのほかに、ブラウン、イワナ、イトウなども放流されているが、どれもニジマスに匹敵するサイズ。力強く重量感のある引きは、多くの人が一度体験するとリピーターになる。

東名自動車道・御殿場ICから2分。面積3万㎡、最深部4mの池に到着すると、まず目に入るのが長さ250mの浮き桟橋とその向こうにそびえる富士山。池の中央にT字型の大きな浮き桟橋があり、その上と岸の広い範囲から思い切りキャストして釣りが楽しめる。キャスティングに自信がない人は、有料だが本格的なスクールの利用がおすすめ。

北摂の最高峰、深山の東「るり渓谷」にある2つの谷の合流点に位置し、関西では珍しく手漕ぎボートからのニジマス釣りが楽しめる管理釣り場。面積3万5000㎡、最深部8mの通天湖に浮かんで釣りをすれば、日常から離れられること間違いなし。ボートに乗らず浮き桟橋から釣ることもできる。スクールも随時受け付けている。

大分自動車道・九重ICからクルマで15分。ルアーフィッシングとフライフィッシング専門の釣り場。山間にあってとても雰囲気がよく、大手釣具メーカーの子ども向け釣りスクールの会場にもなっている。メインの池は透明度が高く、水深50cmから2mと変化に富んだ底の形状も特徴。隠れ家的な雰囲気の中で気持ちよくロッドを振れる。