ウキ釣りの最高峰! 野ベラの釣りに山上湖で挑む
〜山梨のヘラブナ釣り編~

湖流に合わせて釣りをアジャスト。
勉強することがたくさんある!

途中、休憩に一度船宿に戻ったところで、先生が「今のボートの周りの状態」を解説してくれます。この時、私たちのボートには、向かって左から右に向かう湖流が当たっていました。するとウキを置く場所(それ自体は自分の正面にします)より右のほうにエサを落としてしまうと、流れの抵抗をより受けながら沈んでいくので、タナに届く前にハリからエサが落ち切ってしまいやすかったのです
「だからハリへのエサ付けをもっと強めにして、振り込みでエサを落とす場所も意識してもっと左にしてみましょう」とのアドバイス。なるほど〜と納得しつつ、「イメージが追い付かない、ちょっと待って〜(笑)」とも思うのですが、こういう想像力や判断力こそがヘラブナ釣りのエッセンスでもあるのです
釣り場に戻って後半戦開始! エサ付けにも気合いが入ります
実はコンスタントに自分のサオを曲げている先生。見ていると「なじみ」の時間が常に安定していて、それによりアタリもきれいに出ていました
すると来ました! 自分のエサも今までよりなじませられるようになってきたところで、スパッ!と水中にウキが入る明確なアタリ。釣りザオが描くきれいな弧と魚の重い手応えがたまりません
「アワセもハリの掛かりどころもばっちりだね」と見守ってくれていた先生も太鼓判
背中の盛り上がったとってもカッコいいヘラブナでした!
コツが掴めてきたところで、さらにウキが沈み込んで強い引き!
これまた「きれいな野ベラですよ」という一尾が釣れて大満足。大きさも良型の1つの目安という40㎝を超えられました

今回が初挑戦だったヘラブナ釣り。やってみるまでは、ウキをじっと見つめている静かな釣りという印象だったのですが、実際は手も頭も常に休む暇がない、釣りのコアな面白さがぎっしり詰まっている釣りでした!

海なし県をめぐる川釣りの旅はまだまだ続きます!

日本の川や湖には、その魅力をまだ知らない釣りがたくさんある! 海なし8県をめぐる釣り旅はこれからも続けていきますので、ぜひ応援してくださいね!

今回のクルマ

FIT

  • ※このコンテンツは、2025年9月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。