伊豆半島 メジナ釣り伊豆半島 メジナ釣り

伊豆ジオパークを巡る旅
展望台から見える名礁のメジナ釣り

磯釣りに魅せられた3人が向かったのは南伊豆。
波が砕ける、荒々しい磯に立つと、
サオを曲げるのはメジナやイサキ。
釣り人以外、渡る人はほとんどいない沖磯で、
朝日を浴びつつ魚と戯れる。

沼津から伊豆半島を南下し、天城峠を越える。
まだ暗い中木の港には、防寒着に身を包んだ磯釣りファンが、
白い息を吐きつつ釣り具の準備をしていた。
やがて乗船が始まり、期待を胸に秘めた男たちは、
ようやく白み始めた空の下、沖磯へと向かった。

釣り人が渡ったのは、白根と呼ばれる磯。
荷物を手渡しで降ろし、さっそく釣りの準備を始める。
メインターゲットはメジナとイサキ。
都心から4時間弱はかかる伊豆半島の先端は、
磯釣りファンの人気が高いエリアだ。

良型メジナが釣れるとあって、この日も多くの釣り人が集まった。
さっそく仕掛けを投じると、すぐにウキはスーッと海中に引かれていった。

午前中から、どうやら魚の機嫌はよさそうだ。
25cm前後のメジナが、面白いように釣れてくる。
メジナの引きは強力で、このくらいの魚でも、サオは大きく曲がる。
伊豆メジナの手応えを存分に楽しんだ3人にも、
ようやく周囲の景色を楽しむ余裕が出てきた。

釣り人以外に、沖に浮かぶこんな小さな磯に渡る人間は、おそらくいないだろう。
朝日が照らす荒々しい岩礁は、釣り人にとっては見慣れた風景ではある。
だが実はここは、あいあい岬の展望台から眺めると、
青い海に浮かぶ岩礁群が美しい、よく知られた景勝地。
自分たちが、その風景の中に立っていることを思うと、不思議な気分になってしまう。

この日はイサキやカワハギも釣れ、満足した面々は納竿。
良型と思われる魚にイトを切られ、悔しい思いもしたものの、
好天に恵まれたこの日はほどよく魚が釣れてくれた。
大瀬の海岸でのんびり夕日を眺めた後、今宵の宿へ向かった。

翌日、下田にある爪木崎付近で少しサオをだした後、
せっかく伊豆にまで来たのだからと、クルマを走らせた。

下田の町並みを眺めた後、
文人墨客も多く訪れた、浄蓮の滝に立ち寄った。

ユネスコにより、国内では9番目となるジオパークに認定された伊豆。
変化に富んだ地形が、さまざまな風景を作り出す。
東伊豆の城ヶ崎海岸は、人気のある観光地のひとつだ。

またこの地を訪れ、風景と魚を満喫したい――。
最後に稲取の夜景を眺めつつ、3人は帰路についた。

今回の釣行で使用した「N-VAN」の
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南伊豆の磯釣り

今回登場したクルマ:N-VAN

※このコンテンツは、2018年11月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※掲載されている写真は事前に許可を得た場所で撮影を行ったものです。