20cm級の「デカハゼ」は釣れるのか⁉
ノベザオ&チョイ投げで南伊豆を大捜索!

初夏から晩秋までロングランで楽しめるハゼ釣り。シーズン後半戦の楽しみといえば、なんといっても「デカハゼねらい」です。今回はなかでも大台といえる「20cm級のデカハゼを釣る」を目標に南伊豆の河川へ。潮を読み、ポイントを変えて、ノベザオのミャク釣りとチョイ投げ釣りの2つを駆使してハゼを釣るようすをお届けします。はたしてその結果は?

釣るぞ夢の20㎝! 南伊豆のデカハゼ実績河川へ出発

9月上旬、やって来たのは南伊豆を流れる青野川。河口から上流約2.5㎞にある「ふるさと公園」の前で釣り開始
こんにちは。つり人社の八木です。秋はさまざまな釣りで大物がねらえますが、ハゼ釣りもそのひとつ。毎年、この時期を楽しみにしているハゼ釣りファンも少なくありません。今回は「夢のサイズ」を求めて名人と遠征! 実績のあるフィールドを巡りながら、良型ハゼを釣るための準備や釣りのようすをお伝えします。最後に釣り巡ったポイントの案内もまとめていますので、ぜひお付き合いください。
朝まで雨が降っていたのだが、しだいに青空ものぞく天気になってきた。ふるさと公園の前は足場のよい石積みになっている
坂本さん、前回のハゼ釣りはシーズン前半の企画として都内のハゼ釣り場をあちこち巡りましたが、今回のミッションは「デカハゼ」です。
いいね~。ちなみにこのハゼ、2年前の秋に南伊豆で釣ったものだよ。
名人のスマホに写っていたのは「超重量級」のハゼ!
デカ! これ、マハゼですよね?(笑)
もちろん。大きさは20㎝あるよ。デカハゼというからには、このくらいのサイズをねらっていきたいよね。
ワクワクするな〜。もう20㎝を釣るまで帰りませんよ!
釣りを始めるとさっそく元気なハゼがヒット。サイズにこだわらなければ充分楽しめる大きさだ
全長をチェックしてみると11〜12㎝。水槽がちょうど20㎝なのでハードルはかなり高い⁉
坂本さん、「20㎝のハゼ」ってどれくらい釣れるものですか?
シーズン中に「何尾か」は20㎝に届くかな~。その年の川の状況にもよるしね。とはいえ過去に実績がある川なら意外とチャンスはある!
なるほど~。釣れたらかなりうれしいサイズってことですね!
今回の釣り方(ノベザオのミャク釣り&リールザオのチョイ投げ釣り)
今回のハゼ釣りは「ノベザオでのミャク釣り」と「リールザオでのチョイ投げ釣り」で行った。ノベザオのミャク釣りは、釣れる距離がサオの届く範囲に限られるが、ハゼに静かにエサを届けて小さなアタリも逃さず取れる。また、秋冬はハゼが岸際の石積みの隙間に集まっていることがあり、その時の「穴釣り」ではノベザオの独壇場になる。リールザオでのチョイ投げ釣りは、初めての釣り場でもキャストで届く範囲を広く手早くサーチできるのが強み。また潮位変動による釣り場の状況変化にも強い。今回は坂本さんがノベザオでのミャク釣り、八木がリールザオでのチョイ投げ釣りを主に担当しつつ、互いにどちらの釣り方もできるようにしていた。

アタリを求めて下流のポイントへ
潮止まりまでの時間帯に連続ヒット!

この日は朝と夕方が満潮で正午が最干潮という大潮。川の水位がしだいに下がって来る
坂本さん、大潮周りのせいか、川が浅くなってきましたね。
そうだね。こうなるとノベザオは釣りづらい。今シーズンも青野川にハゼがいることは確認できたから、他のポイントもチェックしに行こう。下流に移動すればもう少し潮汐の影響も小さいはずだ。
「ふるさと公園」から1㎞ほど下流の「弓ヶ浜大橋」に移動。こちらも水位は下がっていたが、足場のよい左岸の護岸に入ると手前まで流れがあった
すると坂本さんにヒット! 沖をねらえないノベザオは不利なようにも見えるのだが、ハゼは良型を含めてむしろ岸近くにかたまっていた
さすが! 釣り方は都内での釣りの時と同じですか?
まったく一緒だよ。オモリも都内の釣り場と同じ0.5号。あとはエサが底に着いたらこまめに誘いを入れながら、可能な範囲で少しずつ動かし、イトや目印がスッと小さく動くなど何か違和感を覚えたら迷わずアワセを入れる。ハゼは大きいほど警戒心が強いのか、アタリが小さいことがよくあるね。今もアタリが手に伝わる前にイトの動きで合わせたよ。
サイズは14㎝!頭が大きく釣り応えもあるシーズン後半らしいハゼだ!
サオは都内のハゼ釣りの時より長いですよね?
シーズン後半の河川下流域のハゼ釣りならだいたい5.4m。川に立ち込まず土手の上から釣るスタイルだね。
坂本さんの釣りをヒントに、チョイ投げ釣りもじっくりリールを巻いてはたまに止めてアタリを待つ
するといい手応えが来てヒット!
ここのポイントでは着実にサイズアップ! 干潮の潮止まりまで、ミャク釣り、チョイ投げ釣りの両方でアタリが継続した
ミッション達成の見通しは明るい⁉
目標まであと6㎝! 夏を越えて育ったハゼは引きもいいから楽しいですね。
でしょう? だからあちこちの釣り場へ出かけちゃうんだよ(笑)。さて、次は別の川に行ってみよう。そっちは青野川よりも潮汐の影響が少ないはずなんだ。
青野川には午後の上げ潮になったら戻ってくる手もありますものね。デカハゼを求めて、どんどん新しい場所に行ってみましょう!
今回の釣り道具【ノベザオのミャク釣り】
河川の下流域でハゼをねらうミャク釣りには5m前後のノベザオがおすすめ。坂本さんは5.4mの渓流ザオを使用。仕掛けはミチイトがナイロン1号、中通しオモリ0.5号、ハリはハゼバリや袖バリの6~7号。仕掛けの上部と下部には化繊の目印を複数結び水深の判断やアタリをわかりやすくしている。
【チョイ投げ釣り】
チョイ投げ釣りのタックルは軽いオモリを使えるライトなスピニングタックル。おすすめは6フィート前後のトラウトロッドなど。仕掛けはミチイトがPE0.8号、リーダー3号、その先に市販のハゼ釣り用テンビンをセットして使用(オモリは1号)。オモリは底が取れる範囲で軽いほうが根掛かりを回避しやすくアタリも出る。
(おすすめ)2本バリ
ミャク釣りでもチョイ投げ釣りでもおすすめなのが坂本さんおすすめの2本バリ。市販のイト付きバリのハリの位置を上下に少しずらして2本重ねたら、ハリスが4㎝ほどになるように8の字結びで結ぶ(余分はカット)。エサのボリュームは出してハゼにアピールしつつ、ハゼの掛かりは断然よくなる。
  • ※走行中は安全のため、シートベルトをお締めください。
  • ※安全のため、走行の際は後方視界をしっかり確保してください。
  • ※このコンテンツは、2026年9月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。