人気アングラーそらなさゆりさんが
釣りをサポート!
老舗「おかめ鮨」店主の
さばき方講座も実施

2023年9月23日(土・祝)、Honda ASOBI BASEのリアル体験イベント『初心者&親子大歓迎!多摩川の「ハゼ」を釣って食べる』が開催されました。このイベントでは、首都圏を流れる多摩川の最下流部、神奈川県川崎市の河川敷でハゼ釣りを体験後、隣接したカフェテリアでプロの手による釣ったハゼのさばき方講座を見学していただきました。参加者をサポートする講師として、江戸時代から続く老舗の寿司店の寿司職人でハゼ釣りにも精通する長谷文彦さんと、釣りの名手としてテレビ番組や専門誌などで活躍するそらなさゆりさんも参加したイベントの模様をレポートします。

講師プロフィール

長谷 文彦
長谷 文彦
1962年生まれ。東京都港区芝に江戸時代から続く「おかめ鮨」5代目店主。寿司職人としての仕事のかたわら、ハゼ釣り、フナ釣り、タナゴ釣りなど、いわゆる「江戸前の釣り」をこよなく愛し、雑誌やテレビ、DVDなどにも多数出演する。釣りの魅力を楽しく紹介する明るいキャラクターも人気。東京はぜ釣り研究会所属。幅広く活躍している。
そらな さゆり
そらな さゆり
1988年生まれ。和歌山県出身。幼い頃から自然に恵まれた環境の中、父や兄に連れられて釣りに親しむ。2011年「2代目アングラーズアイドル」に就任。大手釣糸メーカーのイメージガールを務め、テレビ出演のほかにも雑誌などで活躍。船釣りの経験も多く、ルアーフィッシングでの大もの釣りも得意としている。

イトを垂らせばアタリが出る
入れ食い状態に大盛り上がり

2023年9月23日秋分の日、首都圏を流れる清流・多摩川の最下流部に位置する神奈川県川崎市の河川敷に、抽選で選ばれた14組29名の参加者が集まった。Honda ASOBI BASEの釣りジャンルでは2回目の開催となるリアル体験イベントで、ハゼ釣りと釣ったハゼのさばき方講座が開催されたのだ。

参加者は受付時に配布された釣りザオ・仕掛け・エサのセットを手に釣りのポイントへ向かった。

参加者には釣りザオ、仕掛け、エサ、バケツのセットが配布された
安全のためライフジャケットも着用

ハゼは淡水と海水が入り混じる汽水域に生息する魚で、夏から秋にかけて最盛期を迎える釣りの人気ターゲットだ。この時期は岸近くまで寄ってくるので子どもにも簡単に釣ることができる。

ミャク釣り、ウキ釣り、投げ釣り、ルアー釣りなどさまざまな釣り方でねらえるのもハゼが身近な釣りものとして人気を博している理由。今回は、リールを使わないノベザオのウキ釣りでねらう。ハゼがエサに食いつくと、ウキが沈んだり横に動いたりするのでアタリが目で見てわかりやすいのがウキ釣りの特徴だ。

ハゼは夏から秋にかけてが最盛期。この時期は子どもにも簡単に釣ることができる
ハゼ用のウキ釣り仕掛け。ノベザオにセットして使う

ハゼは底付近に生息する魚なので、うまくアタリを得るためのコツはエサを底近くに送り込めるようにすること。仕掛けの中でウキの位置が調節できるので、ウキからハリまでの長さを、仕掛けを振り込む場所の水深と同じくらいになるようにこまめに調節するとよい。

釣り場に立った参加者たちは、釣りザオに仕掛けをセットし、ハリにエサをつけて水面へ振り込む。釣りが初めてという小学生も多かったが、長谷さんとそらなさんのサポートですぐにサオを持つ姿からもたどたどしさが消え、真剣な眼差しでウキを見つめるようになった。

仕掛けやエサの取り付けがわからないビギナーにも講師が優しくサポート
この日のエサはホタテとアオイソメ。虫が苦手な人でも使えるホタテは貝柱の繊維をすくうようにしてハリにつける
護岸化されて足場の良い200mほどの範囲がこの日の釣り場

すると、200mほどの護岸に並んで釣りをする参加者のいたるところでウキに反応が出始めた。エサに食いついたハゼを手中に収めるには、ハゼの口にハリを掛ける「アワセ」の動作が必要になる。これにも少しコツがいる。

「ピクピク動いていたウキが沈み込んだらハゼがエサをしっかりくわえた合図。このときに素早い動きでサオ先を跳ね上げてみて」と講師の長谷さん。

コツをつかんだ参加者たちは次々とハゼを手にしてバケツに入れられるようになった。

2時間20分という短い実釣時間ではあったものの、なかには20尾近くのハゼを釣り上げた小学生もいて、大盛況の釣り体験となった。

寿司職人・長谷文彦さんの
さばき方講座に興味津々

釣りの時間が終わると、ポイントの真横にあるおしゃれカフェテリア「TREX KAWASAKI」で昼食会。通常のメニューに加えて、ハゼを使った唐揚げもテーブルに並んだ。これは事前に多摩川で釣られ、長谷さんの手で下ごしらえされたもの。つまり参加者がこの日釣り上げたハゼも自宅で料理をすれば同じものが食べられるのだ。

多摩川でとれたハゼの唐揚げもテーブルに並んだ

ハゼは漁の対象となる魚ではないので市場にはなかなか流通しない。そのため家庭ではあまり馴染みがないのが実際のところだが、ふっくらとした上品な白身で江戸前のてんぷらのネタとしては最高級の食材なのである。その味を証明するかのように、あれよあれよという間にお皿は空になってしまった。

さて、参加者にとって気になるのは自分でハゼをさばく方法だ。そこで昼食後の時間は長谷さんによるハゼのさばき方講座が実施された。ちゃきちゃきの江戸っ子ならではの軽妙な語り口で実演する長谷さんに子どもたちも興味津々だ。

長谷さんが紹介したのはウロコの落とし方、頭と内臓の落とし方、背開きの方法、大きめのハゼを使った刺身用の3枚おろしなど。美味しく食べるにあたって長谷さんが強調していたのは、頭や内臓を取り除くなど汚れる作業の後は必ずまな板をきれいにすること、そして食べる部位と捨てる部位をきちんと分けて置いておくことだった。

実演で手際よく処理されたハゼの身を長谷さんが持ち上げると、きれいな白身が光を透かして参加者からはどよめきが上がった。身近な多摩川でこれほど手軽に釣れる魚が最高級の食材になったのだから子どもならずとも驚きだ。

長谷さんのさばき方講座に大人も子どもも興味津々。プロの寿司職人から直接教わることができる貴重な機会とあって、多くの人がスマートフォンで実演を録画していた

このさばき方講習会の終了をもってイベントは解散となった。参加者がおのおの持参した保冷バッグには釣り上げたハゼ。帰ってからも食卓が楽しみなイベントとなった。

素敵な笑顔がいっぱい!

昼食の合間に、イベントに参加いただいた皆さまと一緒に写真を撮らせていただきました。たくさんのご参加、誠にありがとうございました!

Honda釣り倶楽部では今後もHondaがつくる釣り情報や、ここだけのキャンペーンなどをお届けしていきます。ぜひチェックしてくださいね。

イベント実施日時
2023年9月23日(土・祝)8:30~12:30
お世話になった施設
カフェテリア「TREX KAWASAKI」(神奈川県川崎市)
HP:https://www.trex.style/
開催スケジュール
8:30 受付
8:40 開会式・釣りスタート
11:00 釣り終了・交流ランチ会
12:00 「おかめ鮨」5代目店主・長谷文彦さんによるハゼのさばき方講座
12:30 現地解散
※このコンテンツは、2023年11月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。