ステップワゴン

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

「噛ませ犬」にチェッカーフラッグ

さとやすさん
男性/30代/静岡県


2004年1月28日

「噛ませ犬」にチェッカーフラッグ
クルマのご購入を考えたきっかけ
妻と小さな子供2人の我が家も、春には妻の両親と同居。今までの5人乗りでは何かと不便。車検も近いし、こりゃ思い切って大きい車買うぞ!
ご購入までのエピソード・ストーリー
平成16年1月静岡県某所、第1回我が家の新車購入杯争奪レースが行われていました。エントリーはT社のノ○、Hondaのステップワゴン。しかし、これはノ○を勝たせる為の明らかな出来レース、ステップワゴンは単なる「噛ませ犬」だったのです。大会委員長である4歳の息子は、以前から「ノ○がかっこいい」と憧れていました。親バカを自負する私にとって、息子の意見は大きなウェートを占めます。一応、クリオに行ってステップワゴンも試乗しました。内装の充実度、車内の広さはノ○を凌ぐが、決定力に欠ける。予定通り、ノ○の独走態勢でした。息子のあの一言が無ければ…。
ある時、息子が叫びました。「あっ、ノ○だ、かっこいいね」と指差しています。しかし、指の先はT社の○クシーではないか…。その瞬間、大本命であったノ○はまさかのリタイアに終わったのです。急きょエントリーされた○クシーの勢いは凄まじかった! 私はチェッカーフラッグ(実印)を手に持ちました。「よし、明日でレースは終わりだ」そう心に決めた時、大会副委員長の妻が言いました。「ステップワゴンの広さが忘れられない、もう一度乗ってみたい、出来ればスパーダの紫の実物が見てみたい」と。
よく考えてみると、○クシーも決定力があった訳ではありません。単に大会委員長である息子がお気に入りだっただけなのです。翌日、再度クリオに行きました。すると偶然にも他のお客さんのスパーダ紫があるではないか。これは、決定的な一打となりました。余りの鮮やかな色に妻は一目惚れ。「これが欲しい!!」妻は必死でした。だが、○クシーを楽しみにしている息子はどうなる…。そこで妻はとんでもない事を息子に言い出したのです。「○クシーはTV(ナビ)が無かったねぇ、スパーダはTVがあるんだよ、大好きなクレ○ンしんちゃんが車で見られるんだよ」。
なんとオプション作戦に出たのです。そっ、そうだった、確かに○クシーの試乗車にはナビが付いていなかった。おいおい、子供に対してTVは反則だろ。しかーし、この時から息子の目はステップワゴンスパーダに向けられギラギラと輝きを増しました。「よぉーし、この車でお父さんがお前達にいっぱい思い出作ってやるぞ」長かったレースに終止符が打たれた瞬間でした。勝負あり! 「噛ませ犬」にチェッカーフラッグ。
何が購入の決め手になりましたか?
何と言っても鮮やかな紫のボディーカラーです。内装の充実度、広さには元々不満は無かったので、紫との出会いは衝撃的でした。それとHondaクリオFの対応の良さですね。購入の可能性が低いのを承知で、3回の試乗を温かく迎えてくれたクリオのAさんの誠実さ。和やかな雰囲気を演出して交渉を楽しませてくれたクリオのTさん。妻は私に言いました。「私達は車にだけお金を払うんじゃないんだよね、今回は本気であの人達から買いたいと思ったよ、信用・信頼に対してもお金って払うんだよね」と…。珍しくいい事言ってるじゃんって感じました。