S2000

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

今より若い事はない!

☆nao☆さん
男性/30代/埼玉県

ベースグレード
2004年10月11日

とにかくこの車が欲しかったから きっかけ:
とにかくこの車が欲しかったから
今より若い事はない!
クルマのご購入を考えたきっかけ
モーターショーでSSMを見た時から、Hondaのオープンスポーツ復活の際には購入したいという夢を持っていました。時が過ぎ、実際に市販車として目の前に現れたS2000は、ショーモデルとは当然違っていましたが、魅力は衰えるどころか実際に買えるという魅力がそなわっていて、まさに魅惑の車でした。伝説のS500からのオープンモデルは魅力的ではありますが、現実的に乗るとなると知識も不足していて勇気も持てず、新設計のオープンモデルは実際には現実的な選択肢だと思えたのです。
ご購入までのエピソード・ストーリー
カタログを貰い、各雑誌社の出す「S2000本」を買い、実物が目の前にある事を夢見て過ごす日々を送りました。ディーラーに足を運んだ回数は数知れず、車を見ては「欲しいため息」をついていました。当時乗っていたのは4代目のプレリュード。大好きな車で、教習所通いの頃から目星をつけていたのを中古で購入し、乗っていたのです。でも、屋根の開くオープンボディは、そう、プレリュード購入の際もCR-Xデルソルと迷ったほどの吸引力を持って迫ってきます。しかし、「贅沢」という単語も頭を巡ります。当時20代半ばの私には、それだけの金額をツーシーターのオープンボディという、実用性から見れば薄い車に出すだけの勇気と根性と経済力はありませんでした。
暫くプレリュードとの付き合いを続け、その後S2000を諦めるように別の車(他社製のワゴン車)を購入し、自分を納得させようとしました。でも、Hondaの魅力は体が覚えていました。乗って2年もしないうちにHondaが欲しい! という衝動がまた持ち上がります。当然Sを! といかなかったのが自分の情けない?所、実用性からオデッセイを選択したのです。アブソルートを選択し大満足。乗り味、デザイン、etcノやはりHondaの車は自分の感性にぴったりとくるようです。でも、でも、やはりオープンカーの魅力は頭の中から消えていきません。晴れた空を見上げる度に、「あぁ、オープン日和」と自然と頭に浮かんでました。
何が購入の決め手になりましたか?
ある日、喫茶店でコーヒーを頂きながらふと思ったのです。「車、買おう…オープンカー買おう」。そして、その思いは言葉となり発せられていたのです。常連の集うカウンターでは「えーーー! 本当にっ!?」との声が上がりました。こうなったら、引っ込みなんかつきません。次々と購入するための理由が口をついて出てきます。「いやー、秋はオープンカーでしょう!」「前から欲しかったんだよ」「貯金もある程度あるし、ローンもなんとかいけるでしょう?」でもその中でも自分で自分の言葉に感じたのは「だって、人生で今より若い事は今後二度とないんだから!」。勿論、歳を重ねて乗るSも素晴らしいと思うのですが、体力のある若い頃に乗るのもこれまたいいのではないだろうか? と自分の中で答えに似たものが浮かんでいたのです。
こうなったら、後は車を探すだけです。新車も考えましたが、ここは購入後の遊びの事も考えて中古にしました。でも譲れないのは、Hondaの看板を上げたお店でしか購入しないこと。それからは近所のオートテラスを巡り、ネットではオープンテラスを始めとした中古車検索を行い、車探しの毎日。幸いにして地元にHondaの工場を持つ地域だけに?Hondaの中古車は豊富にあり、実車を数台見る事が出来ました。その中で、初期モデルながら走行がたったの1万5千キロ、しかもオプションの本革シートを備え、それも状態がすこぶる良い物に巡り会いました。金額は、その割にお買得。とは言っても、かなりの額ですが。でも、オデッセイの下取りもかなりの好条件で、これは買えるかな? という車に巡り会えたのです。色は、ブルーかシルバーと思っていたうちのシルバー。少しの検討の後、販売店に電話を入れたました。「あのS2000、押さえてもらっていいですか? 買いたいのですが」