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購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

フィットHVと悩みに悩みました

小山のたけしさん
男性/30代/栃木県

G
2010年9月13日

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維持費を抑えたいから きっかけ:
維持費を抑えたいから
外観 最も満足しているのは:
外観
満足度4
フィットHVと悩みに悩みました
クルマのご購入を考えたきっかけ
前車、平成12年7月生まれのトルネオ君は、平成21年7月に4度目の車検に合格。これまで一度のトラブルもありません。
毎日往復40kmの通勤に加え、休日はゴルフやスキーのお供に活躍していました。
燃費は『朝は遅刻寸前の走攻(?)』をしながら平均11.2km/l(カタログ値の約1割落ち)。2000ccのオートマとしては本当に出来の良い子です。
しかし2008年以降はガソリン価格の高騰が私のサイフを圧迫しており、もっと燃費の良い車が欲しいな〜と悩みながらの車検継続で、トルネオ君にとって最後の二年間(15万Kmになるまで)になる予定でした。

−車検から三ヶ月後−
エアコンを使うと、時々『ミャーミャーカリカリ』…という異音が足元から聞こえ始め、平成22年の初春を迎える頃にはガーガーとアヒルみたいな音に成長していました。その時は「あと一年半だけ我慢しよう。」と思っていたのです。

−平成22年3/17−
この日はゴルフのスコアが悪かったのに加え、車内でアヒルがガーガー鳴いている音に我慢出来なくてディーラーへ直行。
原因はエアコンの吹出し口を切り替えるモーターで、次の車検まで(残り1年4ヶ月)は使いたいので、その部品を注文して帰宅しました。

−その翌日−
車内でアヒルが鳴いているトルネオ君とスタンドへ行ったら、またまたガソリン価格が130円に上昇してうんざり…。
「いい加減、燃費の良い車に買い替えたいな…。」…そんな事を真剣に考えていました。

−平成22年3/25−
エアコンの部品交換を完了。
営業担当に『フィットのハイブリッド』はいつ出るの?と聞いたら『今年の後半みたいです』との話。フィットHVはインサイトより安いと予想されているみたいだし、エコカー補助金は平成22年9月迄延長になったから、夏のボーナスを当てにした買い替えも有りかなと思いました。

-平成22年4/9−
見てはいけないものを見てしまった。
ゴルフ場にてインサイトのエアロ付きを目撃する。
正直言って「カッコイイ!」…このかっこ良さは反則だと思った。幾らで買えるのか?
今直ぐに欲しいと思っていた。

…結果的には予算オーバーでインサイトを買ってしまったが、今になって振り返ると、この日にエアロ付きのインサイトを見た事が、最大のきっかけなのかもしれません。
ご購入までのエピソード・ストーリー
−平成22年4/12−
先日見たエアロ付きインサイトの見積もりが欲しいのをぐっと抑え、トルネオ君のオイル交換をダシに使って、インサイトの試乗を行いました。
この日は生憎の雨でしたが、慣れない車での市街地走行なのに、リッター19km近く走った事は驚きです。
私の通勤は郊外走行がメインなので、慣れればリッター24kmが期待でき、燃費も今の半額になる手応えを掴めました。

試乗後、現在気になっている『フイット RS』『エアウェイブ ST』『インサイト L』の見積もりをお願いしました。
3車共にナビ・HID・フォグランプ・アルミ・エアロなどを付けた状態にして、乗り出しがン百万円に近いほどいいな〜♪と考えていたら、どれも簡単に予算を超え、インサイトなんて軽〜くオーバー!高くて買えないよ〜(T_T)!
…いろいろと検討が必要になりそうだ…。

−家に帰って−
貰ってきた現行フィットのカタログと価格表、それに雑誌を参考に、自分の推測で『フイットHV』の見積もりを作ってみました。
当時の雑誌の予想金額に、オートエアコン・ナビ・HID・フォグランプを付けたら約○○○万円になりそう…この金額は現行モデルのフィットRSナビ付きとほぼ同じ。それにロアスカートなどのディーラーオプションを加え、エコカー減税&諸費用込み、乗り出し○○○万円の見積もりになった。

しかし、ハイブリッド車を買った場合、通常のガソリン車との差額が何年で回収出来るかも考えなくてはいけない。
もしこのままガソリンが130円で推移し、フィットHVがインサイトと同じ燃費で、フィットXの約○○万円高で買えるなら、10年で元が取れそうだ。

−予算ならフィットHVだが…−
予算的にはインサイトよりお手頃な値段で開発中の『フィットHV』が第一候補になる。しかし9月のエコカー補助金に間に合うのだろうか?。
仮に秋に発売になったとして、それを12月のボーナスで購入したら、納車は早くて年末、遅ければ翌春になってしまう可能性がある。
フィットHVを待つのか?
何が購入の決め手になりましたか?
トルネオ君は毎月000のガソリン代を使っていて、燃費が今の半額になるなら、次の車検までの15ヶ月間に12万円が浮く計算だ。
車検まで乗って損するガソリン12万円+今なら補助金10万円=22万円…もしインサイトがフィットHVと20万円位しか違わないなら、車検が1年残っていても買い替えて良いと判断しました。あとは『インサイト』が自分の生活に『フィット』するかどうかになる。

−平成22年5/21−
この日は良く晴れて暑かった。
ゴルフ帰りにディーラーへ行って、実際に今日使ったゴルフ用具をフィットとインサイトに載せてみる。ついでにエアコンONでの比較試乗も行う。
乗った感触や所有している満足度など、全般的にインサイトの方が上で、インサイトに装備された遮熱&遮音ガラスの圧倒的な効果も体感出来た。

もっと気になったのはラゲッジについて。
雑誌で書かれている様に、シートアレンジによる使い勝手や荷室容量はフィットに軍配が上がりそうだが、実はこれまでゴルフやスキーへ行った時、今まで何のシートアレンジも出来ないセダンのトルネオ君で苦労した事は殆どない。
後席にトールモードがあったとしても、きっと10年間で1〜2回しか使わないと思う…。6:4分割シートだけあれば十分だ。それにフィットよりインサイトの方が荷物の積み降ろしをしやすかった。

インサイトのラゲッジで良かった点は、
1.荷物の積み降ろし時、テールゲートに頭が当たらないので身体を屈めなくて済む(私は170cm)。
2.テールゲート開口部とトランク床面との段差が少ない。
3.トランク床面の高さが腰の高さに近い。
4.ゴルフクラブを横積み出来る。

次にインパネ周りの使い勝手はフィットに一日の長はあるが、これは妥協出来る範囲。だけど快適装備としてフィットHVに遮熱&遮音ガラスは装備されないだろう。
これで車種はインサイトに決まった。

あとはトルネオ君に別れを告げる心を決め、夏のボーナスまでの残り一ヶ月をグレードやエアロなど、オプション選択の妥協点を探すだけになった。

−平成22年6/23−
グレードはGタイプ。エアロはフロントが無限、サイドとリアはアクセス。羽は泣く泣く妥協。
アルミは5.1kgの軽量ホイールの社外品を選択する事で予算内に収まったので、契約した。
同じクルマを検討している人へアドバイス!
これから10月に『フィットHV』が発売されると、多くの方が『インサイト』を比較対象にすると思います。
インサイトより値段が安くて燃費が同じで、パーソナルカーとして検討するなら、多くの方は『フィットHV』を第一候補して検討する事になるでしょう。
私も最後までそこで悩みました。

だけどフィットより大きいのに同じ燃費と考えると、『あっ。これはありかな?』て事に気付きます。
客室と荷室の高さはフィットやフリードに負けますが、荷室の床はフィットやフリードより奥行きも幅も広い。床面積はエアウェイブやスパイクとほぼ同じか、逆にインサイトの方が勝っている部分だってあります。
実はインサイトって、最近流行りの車内泊だって出来てしまう広さを持っているんです。試しに後席を畳んで寝てみて下さい。夜空が見えます(笑)。

さてさて、これまで雑誌で散々色んな車と比較され、後席が狭いだの後ろの視界が悪いだのと言われることもあるインサイト君。それだけ注目されてきたとも言える。
乗り降りがしやすいとか、頭の上にこぶしが○個入りますとか、そんな風に車を選んでも楽しくないと思います。
やっぱり車はカッコ良くてなんぼ!
駐車場に列んだ車を見ていると、エアロ付きのインサイトは目立ちます。だってカッコイイもん!
私はロアスカートにフロントが無限、サイドとリアはアクセスを選びました。
今となってはリアも無限にすれば良かったかな〜と少し後悔してますが、サイドは光るアクセス製のおもちゃを付けた方が楽しいと思います。
最近は暗くなるのが早くなったので、夕方スーパーの駐車場に止めるのが楽しみなんです。鍵は『わざと』キーレスで開けましょうp(^^)q。

話しは室内の事に変わりますが、今年の夏は非常〜に暑かったですね(>_<)。
インサイトに装備されている遮熱&遮音ガラスは、炎天下に駐車後の室内温度やエアコンにかなり効果があります。まだまだ30度近い暑い日もあると思いますから、外に展示してある車に座ってみるだけでも分かると思います。それに車内も静かですよ〜♪