大学時代から現在にかけて、車を選ぶ時にあくまでも参考程度に他社の車も色々と見てみたのですが、自分がHonda以外の車に乗るイメージがどうしても思い浮かばなくて…と言うのもやはり私が幼い頃にシビック シャトルに乗っていた父親の姿が強く印象に残っていて、「いつかはあのようになりたい」とHonda車の情報を眺めながら感じたのを覚えています。
誰もがそう感じると思いますが、車を運転するお父さんの姿ってとても格好いいですし、特に男の子にとっては本当に憧れの存在なんですよね。
私もいつか結婚して子どもをもつことになると思いますが、その時に子どもから「フィットを運転するお父さんってかっこいい」と思われるようになりたいものです。
先週、友人とその妹2人と弟の4人と一緒に記念公園まで行ったのですが、やはり静粛性の高さと乗り心地、シートの座り心地の良さが気に入ったようです。
友人曰く「初代フィットも良かったが今度のフィットはそれ以上」とのこと。
そして妹2人と弟は後席の広さに驚いていた様子。友人はD社の先々代○ラ バンに乗っているのですが、やはり軽ボンバンであることから後席が恐ろしく狭く(足元スペースは無きに等しい)、それもあり乗っている間はひたすら「広い、広い」と言っていました。
やっぱり子どもにとって後席の広さは重要な要素なんだなと実感します。
まだ他の人を乗せたことは余りありませんが、これから家族や親戚、いとこ、友人等を乗せて色々なところに出かけてみたいところです。あと稀に外回り時の営業車代わりとして使うこともあります。
運転していてほとんど疲れないフィット ハイブリッドでの移動は仕事にもいい影響を及ぼしているのではと思います。少しは会社のイメージアップにも貢献できていれば嬉しいですが…
また、父親が初代ステップ ワゴンを二代目フィットに買い替えた時に感じたのですが、長い間同じ車に乗っていると情が湧いてきて手放すのが惜しくなる、と言うより寂しく感じられるようになるような気がします。
こうして自分やその周りの人たちと共に日々を過ごす車はやっぱり家族なのでは、と思う次第です。
実際にフィット ハイブリッドに乗ってみて気に入ったのは燃費性能もそうですが、意外な点で気に入ったのが乗り心地の良さでした。
走行中良くも悪くもダイレクト感が強かった初代フィットと比べて、フィット ハイブリッドは路面からの衝撃やロードノイズ、風切音と言ったネガティブな要素が大幅に軽減されていて運転中は正に快適そのもの。
エンジン音の侵入も運転の程よいアクセント位までに抑えられていて、外部からの遮音性の高さもあり「自分だけの空間」で運転しているような感覚になります。
シートも初代、二代目から大きく進化していて、特に前席はホールド性の高さや大型化されたヘッドレスト、プライムスムースによる滑らかな触り心地などで運転中は本当に疲れを感じさせません。感覚としては立派な劇場の座席に座っているようなものでしょうか。
以前私や両親が乗っていた初代フィット、現在両親が乗っている二代目フィット、そして今回の三代目フィットと、フィットは本当に着実に進化を遂げているんだなと実感します。
そして便利な点と言えば運転席右側のカップホルダー。エアコンの風で飲み物を冷やしたり温めたりできるのは勿論、丁度スマートフォンがぴったりはまる大きさでハンズフリー用のマイクセットを使用する時のスマートフォンの丁度良い置き場所となり、服のポケットや助手席に置いていた初代フィットの時と比べて視線移動が最小限に抑えられ、より安全に運転できるようになりました。
ハイブリッドにして良かった点はやはり燃費が初代フィット比で大きく向上したことです。
初代フィットも常に16〜18km/L程の低燃費(満タン法による平均燃費)を記録していましたが、先週給油したところ今度のフィット ハイブリッドは23km/Lと言うなかなかの記録を出してくれました。
2月下旬から3月上旬と言う寒さが残る時期の使用としてはかなり良い記録なのではと思います。更にパワーオンからオフまでの区間燃費ではメーター値で30km/L台後半を記録することも頻繁にあり、フィット ハイブリッドの燃費の良さを日々実感しています。
それとモーターアシストによる力強い走りも魅力的です。初代フィットではエンジンを唸らせて如何にも無理をしているな、と言う感じで登っていた坂もフィット ハイブリッドは少しアクセルを踏むだけで楽々と登っていってくれます。多人数乗車時も一人で乗っている時と全く変わらない感覚で運転できますし、この点もハイブリッドにして良かった点の一つです。
納車後、両親共に「フィット ハイブリッドが欲しくなった」と。私と同じ現行型か、次の四代目のどちらかにしたいとのことです。余談ですが、それと同時に「もし痛車にしたら(実家を)出禁にする」と釘を刺されていたり(笑)。
なお現在その予定はありません 。
私にとってのHonda車の魅力は全体的なバランスがうまく取れていることです。
仕事柄外回りが多く、その際に他社の乗用車を運転するのですが、乗員の快適性にステータスを振れば走行性能が犠牲になり、逆に走行性能にステータスを振れば快適性が犠牲になりと言うメーカーが多い印象があるんですよね。
あと実用性とデザイン性が両立されていないメーカーもまた然り…
その中でHonda車はそのような「何かを取る代わりに何かを犠牲にする」と言うことが無く、車に求められるあらゆる要素が高いバランスで成り立っていてどの車種を選んでも
間違いがないと言っても過言ではないのではと思います。そして燃費も優れている…
特にフィットはそれを色濃く体現した車種ではないかと…
よく同じ車種を買い続ける人がいますが、実際にフィットに乗ってみてその気持ちがよく分かったような気がします。
購入検討時の収支シミュレーションを作成した時は「予算内に収まるか、収まらないか」とドキドキしていた記憶があります。
もしかしたらフィットに恋していたと言っても過言では無いかもと思います。
収支シミュレーションはあくまでも車を買うか買わないかを判断する為に作成しましたが、ひょっとすると作成時点で自分の気持ちとしては買うと言う方向に固まっていたのかも知れません。
私にとってクルマとは、「自分の個性を主張するアイテム」であり、また「家族のような存在」。「若者のクルマ離れ」と言われ始めて結構な時間が経ち、また以前何かで「以前の若者にとっての車はスマートフォンに取って代わられている」と言うのも読みましたが、それでも車を買うということは今でも人生にとっての一つの通過点であると思いますし、実際街中で色々な車を見てみると同じ車種でもそのオーナーによって少しずつ外観や中に置いてある物が異なりますし…
初代フィットでは一泊二日で埼玉に行ったことがありますが、それはライブに行くためで旅行とは少し違うので…
せっかく車を買い替えたので、まだ行ったことのない所へいってみたいと思っています。
あとは家族や親戚やいとこ、友人とフィットで色々な思い出を作ることができればと…
先にも書きましたが私にとって車は家族のような存在、これまで私や両親が乗ってきた車にそれぞれ多くの人との思い出があるように、今度のフィットでもたくさんの人とたくさんの思い出を作っていければ嬉しいです。