私の父はオートバイや車が好きで、昭和30年代に軽自動車が発売されると○ャロル、○バル360、N360と乗り継ぎ、軽自動車の最後はライフでした。私は、N360の洗車の度に運転の真似をしたり、エンジンルームを開け、エンジンの構造など飽きるほど見たりしていました。
購入を検討し始め、N-WGNが発売されたので、妻を誘って歩いて5分のディーラーへ、実際に車を見て試乗してみようという事で出かけました。展示してある車を見ていると、ベテランらしい営業マンが来て説明をしてくれ、店の中に通されました。妻は私に「ベテランの営業マンならいろいろ便宜を計ってくれるね。値引きも期待できるかも」などと話していると、その営業マンは自己紹介を始めました。
「私営業のXXと申します。実は私は歳を取っていますが、入社してまだ2週間しか経っていませんし、車の営業は初めてです。しかし精一杯対応させていただきますので、よろしくお願いします。」
私が聞きました。
「と言うと…まだ車を売ったことが無い??」
「はい、そうです」
わー大変な事になった。内心私も妻も思いましたが、その営業マンは一生懸命車の説明をしてくれ、わからなければベテランの営業マンの力を借り、気が付くと私と妻は購入を決めていました。
入れ替わり説明してくれたベテランの営業マン、技術的な話をしてくれたメカの方、接遇に気を使ってくれた女子従業員。すべてがうまくかみ合って動いている、そんな販売店でした。
またこんなこともありました。納車して1週間後、私の運転で出かけた際、なぜかアイドリングストップしません。しかし運転を妻に代わるときちんと作動するではありませんか。しかしまた私が運転するとしません。理由が分からず、1か月点検で調べてもらいました。
結果、コンピューターで取得したログにも異常がないとサービスの方からの回答があり、その時、担当営業の方が、停車する時ブレーキを強く踏んでいますか?聞かれました。アドバイスを受けた後、きちんとブレーキを強く踏むと100%アイドリングストップ機能が働きました。
自宅から近い事、通勤経路にある事で、朝夕その販売店を様子がわかるので、今日は納車の車でいっぱいだな。N-WGNは白が多いな。お、また新車が納入された。等々毎日楽しく観察しています。
投稿にも書きましたが、私の決め手は、軽自動車だという感じをさせない車だったから、です。妻は、額装した絵があえて後部座席を倒さずとも、後部座席の足元に立てたまま載せることができる作りが気に入ったようです。後部座席足元が広く平らなのはすごく便利だと話していました。それに燃費がよく、かつまた乗り心地がいいこと、安全装備が充実している事も決め手になりました。