選出の心
Edixからの買い替えでN-ONEをお選びいただいたTONGARIさん。N-ONEは「軽自動車という名を変えたくなるほどのクルマ」とのことで、大変気に入ってくださっている様子。また、取材へのご回答では、購入の際に行われた家族会議や、購入後ご両親とのお出かけなど、ご家族皆さんの思い出作りにすでに役立っているようで大変嬉しく拝見しました。2013年最初の家族会議大賞はTONGARIさんです。おめでとうございました!
軽自動車という名を変えたくなるほどのクルマ
私にとってクルマは、生活を共にするファミリーだと感じています。毎日の通勤や買い物ドライブ、休日ドライブ、送迎ドライブ、気張らしドライブ、長距離旅行ドライブなど、いろんなドライブに黙って付き合ってくれる家族なのです。
そんな家族として、自分のライフステージに合わせて何台ものHonda車を乗り継いできました。独身時代は、初代CIVIC、結婚当初は、初代CONCERTO、初代CIVIC SHUTTLE、子どもが誕生して初代ODYSSEY、初代Edix、子どもが成人してからは、2代目Fitという具合です。Hondaのクルマづくりに対する斬新なアイデアと実行力にいつも感心しています。
そして今回選んだのが初代N-ONE、軽自動車という名を変えたくなるほどのクルマでした。自分がまだ免許取り立ての頃、父が360cc(白色ナンバー時代)に乗っていたことがあり、よく運転させてもらった時のイメージとして、軽自動車はいろいろと我慢を強いられる移動用途に限定された車だ、という潜在意識が長くあったように思います。しかしN-ONEと出会ったことで、軽自動車の「軽」という安直な表現を変えたくなるくらい、全て払拭されてしまいました。
ちなみに、N-ONE以外にも室内実用的快適デザインに圧倒された「N BOX」にも興味津々でした。小中学生の子どもがいるなら、多分第一候補になったと思います。
家族とN-ONE
今回の買い替えで悩んだのが色です。車体色のカラーバリエーションが多く、かなり家族で喧喧諤諤でした。家内はレッド系が目立っていい、娘はホワイト系がいい、いやイエローがかわいい、息子は2トーンがかっこいい、などなど。今となっては、家族がN-ONEのことでいろいろな意見で盛り上がったのも、これはこれでいい思い出になりました。
いま日常的に、N-ONEは自分、Fitは家内が利用していますが、遠出の買い物や休日は、N-ONEが主役です。高速道路走行時のオートクルージングは、気持にゆとりを感じながらドライブを楽しんでいます。
老齢の父母を乗せて、地元の道の駅めぐりもしました。走行距離約89キロでした。助手席の父は、360cc時代とは全然違う、ドアを閉めたときの音など普通車並みだ、と満足気味でした。後席の母は、足元が広すぎると感動して、足元がいっぱいになるほどの買い物三昧でした。
決定の決め手!
ノーマルタイプとツアラータイプ、両方試乗させていただきました。ノーマルタイプは、父が現在VAMOSに乗っていますので、出足のアクセルワーク、加速時のエンジン出力などは、おおかた想像通りだったのです。次にツアラータイプに試乗したのですが、ノーマルタイプと同じような感じでアクセルを踏み込むと、体がハンドルにつんのめるような感じになってしまったのには、ちょっと驚きでした。試乗コースのバイパス道路に入ると、まさしくダウンサイジングテクノロジーを感じる巡航速度で快適そのものでした。試乗後、その感動を保ちつつ、カタログに書いてあったあのキャッチコピー「燃費が良いだけ。そんな軽自動車はつくりたくない。」を実感した、と家内に報告…即OKのサイン!(実は、長年お付き合いの購入ディーラーには、展示車だけで試乗車は置いてなかったのです。他のディーラーでの試乗ということで、申し訳のないことだったのですが…いろいろと良くしていただきました。感謝!)
中でも気に入っているのが、インテリアでは初代CIVIC風な操作性のいいオーバルデザインレイアウト、エクステリアは斜め後ろ横から見たデザインです。いままでの軽自動車には無かった秀逸なデザインだと感じています。また、自分もデジタルガジェット好きですので、iPhoneユーザーには見過ごせないディスプレイオーディオもですね。
今後は趣味のロケハンの相棒として、時にはひとりで、時にはワイワイと、N-ONEと人生をエンジョイしていきたいと思っています。