- 選出の心
- 一太郎二姫のパパさん家では、3人のお子さんが成長するにつれて前車フィットが手狭に。何とか工夫しながらお使いだったものの、ご家族全員から「狭い」との苦情が飛び交うようになり、大きな車への憧れを持つようになられたとのこと。そんな時にかかってきた、Honda Carsの担当からの電話がきっかけで購入したのがステップワゴン。おかげで今ではご家族揃ってドライブを楽しんでいるとの事。そんな、ステップワゴンのある生活を満喫していらっしゃるご様子の、一太郎二姫のパパさんとご家族に今月の家族会議大賞をお贈りします。おめでとうございました!
- ステップワゴン2度目の検討へ
ステップワゴンの前は、フィットに乗っていました。第三子が産まれてからもフィットでしたが、どうしても手狭になり、みんなが“大きな車”を欲しくてうずうずしていた頃、Honda Carsの担当さんから『ステップワゴンをもう一度見に来てみませんか』とお誘いがありました。
実は以前にも検討したことがあったのですが、当時は、金額と先代ステップワゴンのデザインについて折り合いがつかなかったという経緯があります。家族が増えて、ライフスタイルに合わせた車を担当さんから紹介していただきました。正直3人目の子供の妊娠がわかった時点で買い替えについては考えたのですが、いろいろと物入りになる時期、仕事の都合で引っ越したりした時期と重なり、大きな出費をする決断ができなかったのです(あれもこれもオプションが欲しくなり、見積もりも高額になりました)。そしてフィットには不具合も不満もなく、まだまだ乗るつもりだったので、現状維持でかかるお金と買い替えでかかるお金とを天秤にかけて、買い替えはまだ先だと考えました。あと、それとは別に先代のステップワゴンがデザイン上小さく見えてしまい、どうしてもこの車が必要だという気持ちになれませんでした。
ちなみに私にとってHonda車は、手にして(買って)嬉しい、走って楽しい、使い勝手も良い、それでいて長く使っても飽きないデザインと言う4点が魅力です。
例えば納車式。某社では納車式をしてもらったことはなく、ただ車が届けられるだけで、オーナーになったという喜びはありません(少なくとも私の実家ではそうです。私たちが花束を貰って新車で帰ったときは、両親が驚いていました)。
次に走行性能。特段スポーツ仕様などにしなくても、ノーマルでも十分に走ることを楽しく思わせてくれます。速く走るというよりも、いつもより遠くに行きたくなるのはHonda車だからではないでしょうか。もちろん普段の買い物などチョイ乗りでも楽しさは損なわれません(普段から扱いやすいジャストサイズなのだと思います)。
普段からの扱いやすさは使い勝手の良さにもかかってくると思います。ちょっとしたところに気がつく細やかな装備は大変助かっています。便利さを求めてあれもこれも装備を取り付ければ、当然使い勝手は良くなるかもしれませんが、Honda車はそんなお金をかけたり、必要以上に飾り立てるわけではなく、普段使いに必要最低限のものが必要な場所にあると思います。
そして飽きの来ないデザイン、これは重要だと思います。奇抜なデザインの車が多々ある中で、Honda車は一定のコンセプトに沿うような一種まとまりのあるデザインなのが良いと思います。関係ありませんが、現在のFCXクラリティのデザイン大好きです。
- 家族揃って満足しています
担当さんのお誘いにのり、ステップワゴンに試乗してみましたが、みんな良いところしか見えません。試乗直後の車内家族会議では車内の広さ・静かさ・運転のしやすさが話題の中心でした。フィットよりも大変広くなったため、子供たちはおおはしゃぎで、「欲しい欲しい、買おう。買うんでしょ!?」と購入一直線でした。広さだけではなく、子供たちはリア席のモニターにも釘付けで、テレビが見られるとニコニコしていました(これでリア席モニターのオプション追加が決定したようなものです)。車が大きくなることを心配していた妻は、意外にも「フィットより運転しやすい、見晴らしがいい」と運転のし易さに満足していました。特にバッグガイドモニターを見て「これがあれば大きな車でも大丈夫だと思う」と大きな車への抵抗を払拭した様子でした。私はというと、広さもさることながら、サイドビューサポートミラーの秀逸さに感動を覚えました。そして、静かな車内には家族みんなが満足。担当さんの頑張りで金額も予算内に納まり、その日のうちに購入手続きとなりました。
納車後は、家族5人楽しくドライブできるようになりました。フィットでは、運転席と後部中央に大人、助手席と後部左右に子供が座っていましたが、現在は運転席・助手席に大人、後部2列目に子供を3人並べて座らせています。チャイルドシートが必要な下の子2人は3点式ベルトのある左右席に座り、大分大きくなってきちんと座れる上の子を中央席に座らせ、2点式ベルトをしています。そのため普段は3列目を収納し広々とした荷室を贅沢に使っています。両親や友人が乗るときは、引き出した3列目に子供を乗せ、お客さんが2列目というようにしてフル乗車しています。
車内でお弁当を食べたりしますが、1・2列目をフラットにすると広い空間ができ、大人も運転席と助手席の間に足を置けて楽々と子供に食べさせることができます。対面シートがいいなぁと思う時もありますが、面倒な操作もなく手軽になんちゃって対面シートの雰囲気ができるので助かってます。また、実際に運転してみて、気に入ってるのがやはりサイドビューサポートミラーです。見易いし、鏡が大きいので、左前方全体が見えて感覚も掴み易いです。他には、車速連動型のオートドアロック、シフトレバー操作でのドアロック解除が便利です。今までは、解除するのを忘れて降りるのに手間取ることもありましたが、これなら楽々で助かります。また、インパネ周りの小物置きも便利で、妻とそれぞれ領域を決めながらそれぞれの小物を置いています。
購入後、最初の遠出として長崎県へ行きました。高速使用ということもあり、カタログ燃費に近い14.1km/lを記録。排気量の大きい車に買い替え、燃費が心配でしたが、これなら安心だと妻と喜びました。道中はリア席のモニターで子供たちにDVDを見せながら行きましたので、子供たちも飽きることなく長時間のドライブを楽しんだようです。子供たちはステップワゴンの色も気に入っており、SAやPAではアオゾラブルーのステップワゴンをいち早く見つけ、「あれがうちの車よ」と自慢げでした。
- 決定の決め手!
ステップワゴンの広さ・運転のしやすさ・シートアレンジは当然なのですが、いつも親身にアドバイスをくれた担当さんとの人間関係も決め手です。担当さんを含めた販売店のスタッフの方も同じです。いつも親切丁寧に対応してもらえるので、家族みんなディーラーに行くのを楽しみにしています。子供と一緒に行くと必ずといっていいほどプレイコーナー近くの席を確保してもらい、子供の様子を確認しながらいろいろな話ができる状況、子連れでも来店しやすい雰囲気を作ってくれるのが印象的です。妻は女性視点で、そういう雰囲気には特に敏感だったと思います。そんな妻がディーラーで一番興味を持っていた(!?)、印象に残っていた(!?)のはトイレだそうです。ディーラーのトイレはいつもきれいで、季節季節の飾りが細やかにしてあり、その飾りを見るだけでも楽しく、我が家も同じように季節の飾りを可愛らしく飾り付けたいと話していました。そんな楽しい雰囲気のお店での思い出は楽しいものばかりで、引っ越してディーラーが遠く離れても、「このディーラーが一番!!」と、片道1時間半近くかかりながらも通い続けることとなりました。
そうして、車と、販売店の対応の良さから決めたステップワゴン。一般的には、車は移動のいち手段・ツールではありますが、我が家では車内でお弁当を食べたり、遊んだり、話をしたり、TVを見たりと、まるでもう一つの部屋のような感覚です。子供たちにとっては子供部屋みたいなものなのかもしれませんが、私にとって車はみんなが集まるリビングのような暖かい存在です。そのリビングは家族を遠くまで連れて行ってくれるので、意味が違うかも知れませんが、「家にいながら旅行ができる」と言えるかもしれません。今後、ライフスタイルは少しずつ変わるでしょうが、どんな時でも楽しい時間・思い出を、車と一緒に作っていきたいと思っています。