選出の心
MT車にずっとこだわりを持ち続けていたメタボ〜さんが、結婚という将来を見据え、未来の奥さんのためにAT車の購入を模索することに。そしておふたりの目に留まったのがエアウェイブ。パドルシフトは人生の墓場?に繋がる道だと、ある意味名言的な感想を持ちつつも、乗ってみるとあら不思議。すっかりパドルシフトで操作する楽しさを満喫しているご様子で、今では愛車での外出そのものが家族の『イベント』になってしまうとか。今回はそんなメタボ〜さんに、おめでとうございます!7月のクルマ家族会議大賞をお贈りします。
パドルシフトは人生の墓場?AT車しかなかったクルマの選択肢
私にとって、クルマ≒MT車。そう、ずっとこだわりを持っていました。車と対話しながら操る事の楽しさを理屈なく感じさせてくれる…AT車では得ることが難しいこの一体感こそが、私のMT車へのこだわりにつながっているといっても他なりません。
しかし、そんな私のこだわりはさて置き、今回のクルマの買い換えは、結婚を視野に入れて考えなければいけません。AT限定免許のみの彼女(今の家内)にしてみれば、『AT車でお願いね!五人乗り以上なら、何でもいいわよ…』と言うのは当然で、MT車は『私のおもちゃ』とゆうイメージがあったみたいです。将来、子供が出来たら、彼女から問答無用で『即売却命令』が言い渡されるのは目に見えてましたから(;_;)。素直な私?は、AT車購入に首を縦に振るしかなかったのです。
一瞬頭の中を過ぎったのは「パドルシフトは人生の墓場」という言葉。私の左手足のドライビングテクニックが墓場行きとゆう意味。AT車しかない選択肢に、今までのこだわりを諦めてしまうことが、正直この時は残念でなりませんでした。
家族をお出かけに誘う「ワイワイ空間」。なくてはならない存在です
そんな限られた選択肢の中、白羽の矢がたったのがエアウェイブ。
しかし、MT車へのこだわりを諦めて、試乗したこのAT車は、ただのAT車ではなかったのです。AT車といえば4速オートマチックしか知らなかった私にとって、パドルシフトによる任意の7速があるなんて、もうビックリ。もはや気分はフォーミュラレーサー、エアウェイブに出会えたことに感激しました。
かつて丸目四灯のインテグラに乗っていた彼女も『やっぱりエンジンはHondaね。1500ccの割りによく走るし、燃費もいいわぁ』と気に入り、ふたり納得で購入を決定。
そして購入してからというものは、ある時は、雨天の通勤快速マシン、またある時は買い物・家族のお出かけを誘う『動く箱』として大活躍!
うちの車イスの頑固お婆さんも誘い出し、エアウェイブのスカイルーフを利用して、車内にいながらお花見や花火大会を堪能。ルーフが開く度に期待に心躍るお婆さんの様子が可愛くてこちらまで楽しくなったり、今回の日食では、スモークのスカイルーフを利用して日食を観ようと、間違った使い方かもと思いつつも気分はウキウキ(しかし、残念ながら当日は曇り)。充分に楽しい家族との時間を過ごす事が出来きる家族のワイワイ空間として、今ではなくてはならない存在となっています。
決定の決め手!
第一印象は、横顔がカツオ?(笑)。全体的には美しいフォルムだなぁと思いました。シフォングリーンメタリックも爽やかな印象、泥道が似合う車歴達にない『清潔感』を感じながらも、私のAT車へのイメージを覆した七速のパドルシフトやスカイルーフはじめとした多才なシートアレンジ、そして灯火類の配光や視認性、室内の雰囲気等々、営業マンの人柄にも惚れて即契約。ガッテン納得できたクルマの買い換えだったと思います。
スカイルーフの遊び心と居住性のおかげで、家族での外出が増えたのは言うまでもありません(^_-)-☆
今回の日食は天気のせいで残念でしたが、26年先の日食はどんな風に観るんだろうか?と今から次回を夢見みたり、旅先『道の駅』等での車内泊を想定したりと、これからも家族の一つ一つの『イベント』を誘う空間として、このスポーティでロマンチックな相棒と楽しみたいと思います。