- 選出の心
- 「車は単なる交通手段ではなく家族の一員であり、家族みんなの夢を乗せて走る力持ち」というra6さんはお父様・お母様・奥様・ご子息の5人家族。オデッセイ(RA6)を8年もの間、大事にされてらっしゃったra6さんご一家に新車を購入する機会が訪れたのは、新型オデッセイと出会ってから。家族皆さんがひとつになって、新型オデッセイを購入されるまでのエピソードになぜか心がほっこりと暖かくなりました。ra6さん、クルマ家族会議大賞、おめでとうございます!
- 2代目オデッセイで家族みんなが笑顔に!
今年10歳になる息子が1歳半の頃、それまで乗っていた車にはチャイルドシートが後席にしか付けられなかったため、2代目オデッセイ(RA6)に乗り換えました。ですから息子は「父ちゃんのオデッセイ」とともに成長してきました。今年83歳になる父は「車には故障がつきものだ」という思いがあったようですが、これまで1度もトラブルがなかったオデッセイ(RA6)にそれだけで大満足。「あんまり飛ばされんぞ(スピードを出したら危ないぞの意)」と言いながらも、高回転時のエンジン音を聞くたびに「ゼロ戦の音がする」と喜んでいました。母も以前は車酔いにつらそうでしたが、オデッセイ(RA6)は大丈夫。これも一重に安心性能の高さのおかげだと、家族みんなを笑顔にさせる車でした。運転するのは私がほとんどでしたが、ボディの剛性感、足回りのよさ、よく回る VTECエンジン、ゆとりのある居住性と疲れないシートなど、本当にすべてが高次元で融合した車だと思います。
そんな折、ちょうど1年くらい前から、父と母が、「よっこらしょ」と乗りにくそうになってしまったこと、そのため最近は家内のFITを利用する機会が増え、家族の車であるはずのオデッセイが…という想いが芽生え始めたのです。
- 新型オデッセイとの運命の出会い、そして…
来年4月に車検を迎えるオデッセイ(RA6)。そんな時に新型オデッセイのニュースが。Honda車はすべて試乗していたので、販売店へ。この日はタイプ Mを試乗、続いて翌週はアブソルートに試乗。感動しました!206PSの絶対的な加速とロールの少ない、それでいて乗り心地がよい足回りといい…。この段階で「アブソルートを購入」を思い描きはじめました。
試乗後、ウェブのセルフ見積もりでまずは大蔵省の家内に相談、なんとか金額面でのOKをもらったものの「おじいちゃん(父)がなんていうかな」。実は父は贅沢は敵、という厳しい戦時中を体験してきた人。その日緊急家族会議を開いたものの案の定「ワシは今のオデッセイ(RA6)が気に入っとる。あれ以上のクルマはないじゃろが。乗りにくいこともないぞ!年寄り扱いするな!」と一蹴。しかし家族会議のあと母が「気に入ったんなら思うようにしたらええ、じいちゃん(父)には私からも話してあげるけん」と声をかけてくれました。母はその後「私らのことを考えての買い替えじゃけん、あんまり怒られんよ。私らも確かに年なんじゃけん」と父に言ってくれたそうです。この言葉でもう一度家族の前で新型オデッセイ購入について力説できる機会を持つことができ、「とりあえず全員で試乗をしてみよう」ということになったのです。
試乗は「この後予約がないので長めに走ってもいいですよ」というお言葉に甘え、夜の山道へアブソルートで出発。担当の方と父は車内ですっかり打ち解け「これはまたすごいのぉ。家のオデッセイ(RA6)よりも馬力があるじゃろ。お前、何色にするつもりなんぞ」と父。「アブソルートは黒が似合うから黒にしようと思う」と答えると「黒は夜が見えにくいけん、危ないぞ」と父。すかさず息子が「でもおじいちゃんの○ロ○ア(父の最後の愛車)も黒やったやろ」と突っ込み、家族全員大爆笑。こうして父にも合格点をもらい、家族全員による家族のクルマ選びは笑顔で決着を迎えました。
- 決定の決め手!
- 父と母が乗り降りのことを考えると、一番よかった点は父母が座る3列目の改良されているところです。2列目のシートの後ろ側を前モデルよりもえぐり、タイヤハウスの出っ張りも押さえられ、居住性が格段にアップしていました。このようなギリギリまで工夫がなされている感じが、細部に渡って妥協することのない、Hondaのクルマ作りへの情熱として伝わってきました。あとはアブソルートの206PSの足回りのよさ、これにつきます。父もこのアブソルートのパワーを認め、購入に至ったわけですからね。現在小学校4年生の息子もあと2年で中学生、家族で旅行ができるのも今のうちなので、5人で温泉旅行に行きたいですね。アブソルートの実力なら、全国どこへでも行けそうです!!