- 選出の心
- 高価な買い物だから、後悔したくない！
それはクルマを購入する上で誰しもが思うことですよね。親兄弟の猛反対を受けながらも、そんな思いと「もっと自分の思う通りに走ってくれる車が欲しい」という一心から、泣いて怒って暴れた上にリモコンまで壊してしまった、というcocoさん。
今回の波瀾万丈賞は、そんなcocoさんのクルマに対する熱く激しい思いに打たれ、事務局の満場一致で決定しました。これぞまさに波瀾万丈！cocoさん、おめでとうございました！！
- クルマご購入を考えたキッカケ
- 前の車を事故(汗)で廃車にしてしまった為。
- ご購入に至るまでに起きた波乱万丈のストーリー！
職場の先輩が丁度車を乗り換えるところで、譲ってもらった車をわずか半年で廃車にした私。そのとき私には40万の貯金しかありませんでした。それにもかかわらず、私がまず最初に考えたのはシビックTypeＲ！当時の中古の値段では、下でも150万くらい。状態のいいものが欲しかった私は、あろうことか200万レベルのを考えていました。車を走らせるということに楽しみと快感を覚えていた私ですから、やっぱりそうなります。もっと自分の思う通りに走ってくれる車が欲しいと。
早速親に相談してみたところ「絶対無理!!２年半で楽に完済できるものにしなさい！」で終わり。懲りない私は次に提案したのはインテグラTypeＲ。そして言われたことが「お前に乗りこなせる車じゃない！現実を見ろ！」確かに、自分で車を廃車にしてしまったのだからその通りだけれど…。しまいには札幌にいる兄にまで「お前にはもったいない。車がかわいそうだ」とわざわざ電話がきました。そんなこといわれても！高い買い物をするのだから、後悔のないようにしたいじゃないか！買うのは私！ずっと欲しかったんだし、返済が苦しくたっていいと抗議しました。何度口論になったでしょうか。しまいには親はキレ、私は泣いて怒って暴れての状態。しばらく親とギクシャクしていました。まったく聞こうとしない親に腹を立て、そばにあったリモコンを壊してしまったことも…。説得を聞かずにさっさと自分の家に勝手に帰ることもしばしば。半分あきれられてました。
そんなときにまた兄から説得の電話がきたんです。「TypeＲまではいかないが、俺が良い車だと思っている車がある。これならお前にも乗れるだろう」と。それが今のシビック。TypeＲとはまた違う魅力を聞き、悩んだ挙句決めました。そしてまずは地元の中古車販売へ。でも！どこへ行ってもSIRはありませんでした。途中普通のインテグラにやっぱりしないかと親にしつこく言われたが無視をし、最後の販売店へ…。そして…やっと見つけたんです！しかも下取り納車直後の状態 (笑)。さっそくまだ売りにも出していなかった車をまずは見積もってもらい、75万という値段に即決め。ここでこの子に出会ったのは運命だと勝手に決めていましたし。そして今も現役で走っている大切なシビックなのでした。
- リモコンを壊した！！その口論の詳細は？
- 実は私、譲ってもらった車の前にも、ぶつけられて車が廃車になっていたんです。それを「初めの事故から半年しか経っていないのに、また事故を起こして、こりもせずType Rなんて全く反省していないのか」と親に言われ、「最初の事故は私の責任ではないし、本人が本当に欲しいと思わない車に愛着なんて感じるはずが無い！それをなぜ聞こうとしない！」と思わずリモコンを投げてしまいました。
- 決定の決め手！
- 何より、欲しかった白！?内装も黒！?後期型だったから。
現在のシビックと出会ったときの気持ち、決めた後の親御さんの反応は？
ここで見つからなかったら、まず他の車になるだろうと意地になっていたので、見つけたときは有頂天になりました。売りにも出されていなく、しかも探していた白・後期型を最後に見つけたので、言い過ぎかもしれないですがこの車は私にオーナーになってもらう為に待っていたんだと、赤い糸を感じましたね。これっきゃない！今ここで買わないともう見つからない！と。親も本人が納得して買ったのだから大切にするだろうと、結局は親も納得の購入でした。
今は子育てに奮闘中で、車をかまってあげられる余裕が無い為、夫まかせになっていますが、落ち着いたらもう一度思う存分シビックに手をかけてあげたいです。そして次も絶対ホンダ車だ～！
