フィット

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

妻よ!でかした!!

かげちゃんさん
男性/30代/埼玉県

ハイブリッド・Lパッケージ
2014年6月11日

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クルマの使いみちが変わったから きっかけ:
クルマの使いみちが変わったから
燃費・経済性 最も満足しているのは:
燃費・経済性
満足度5
非常に満足
クルマのご購入を考えたきっかけ
我が家には2台車がありました。
1台は私の通勤兼遠出用ミニバン、もう一台は妻のプリ○スでした。
妻の車は義理の父の元愛車で、まだ購入し間もなかったものを譲っていただきました。
残念ながら、一昨年に私と妻が父親を同年中に亡くしてしまうという悲しい出来事があり、形見として引き取った形で我が家の自家用車が2台に増えたわけでした。
あいにく当時妻は免許を持っておらず、この機会にと奮闘した末、今年の春ついに取得を致しました。
いざプリ○スに!…までは良かったのですが、車両感覚が掴み難く、また、気を付けていても「カックンブレーキ」になってしまうドライバビリティーに、初心者の妻はギブアップ!同乗した私もハラハラ・ドキドキ、常に喧嘩が絶えませんでした…。
私も皆さんのように車を愛してやまない故、大好きな車が原因で妻と嫌な気持ちになるのは非常に悲しいことでした。

ある日、妻とテレビを見ていると懐かしいクイズ番組のメインテーマが(笑)。
すると、音楽と共にスカイブルーの新型フィットがフリーウェイを走っている映像が映し出されました。
フィットは、どこまでも続くフリーウェイを本当に気持ちよさそうに遥か彼方まで走ってゆく…。
何故か私は目頭が熱くなっているのを感じ妻のほうを振り向くと…こちらを同じように見つめる妻が。
「Hondaさんに行ってみようか!」
おかしいと思われるかもしれませんが、あんなに車のCMで感動を覚えたのは初めてでした。
「形見」は確かに大切ですが、故人の存在を車に置き換え、無意識のうちに過去に縋ろうともがいていた自分たちが、何か解放されそうな希望が見えた瞬間でもありました。
今でもCMを見たり、思い出すたびに目頭が熱くなってしまいます。
ご購入までのエピソード・ストーリー
初めて妻に手をひかれ、Honda Cars 埼玉さんの門をたたきました。
実はHonda車はほとんど所有したことがなく、かつHondaディーラーさんも一見さん状態であったためドキドキでした。
「あの…新型フィットの…CMを…見まして…」
いつもと勝手の違うお店でどぎまぎする私を尻目に、「フィット ハイブリッド見せてください!!」と妻。
あれ?プリ○スの影響かハイブリッド指名?
「ありがとうございます!喜んで!旦那様もこちらへどうぞ!」と非常に丁寧かつ明るい対応の店員さん。
10分後には、妻はフィットの運転席へ。
ちゃっかりガソリン車とハイブリッドを乗り比べる妻。
こんなに運転うまかったっけ??
「ハイブリッドのほうが変速が変わる感じ、楽しいね!」と嬉しそうな妻。
そういえば、試乗なのにリラックスして助手席に座っている私。
「ガソリン車はスムーズで軽快だけど、ハイブリッドが好きかも。ドッシリ感と運転してるぞっ!っていう感じ? なんていうか、アクセルの踏み方で車が生き物みたいに反応してくれるというか…あと止まるときにガックンってならなくて(後略)」
珍しく饒舌な妻に、やさしく相槌を打って聞いてくださる担当者さん。
気が付けば3時間以上時間が過ぎてしまっていることに気づきました。
こんなにも楽しい時間を過ごせた自動車ディーラーさんは初めてでした。
楽しそうな妻を見ていると、なんだかHondaさんと新型フィットに救われた気がしました。これも運命かな…とちょっと大げさに考えたりもしましたが、これが以降本当にお世話になる担当N氏との出会いでもありました。
過去から未来へ向かって歩き出すという意味でも、これからの時代の象徴という意味でも、フィット ハイブリッドが「形見」の代替えに相応しいのではと、同日スピード契約と相成りました。
とは言っても、閉店間際まで担当N氏と3人で検討を重ねた結果の賜物ですが(笑)
長い時間私たちのために調整を重ねて良い条件を出してくださったN氏には心より感謝しています。
何が購入の決め手になりましたか?
CMもそうですが、何よりもディーラーマンN氏と、お店全体の明るさ、そして乗って楽しい自動車であることでしょうか。
また、利点と欠点を隠さず教えて頂け、私たちの生活ビジョンと車との関係における将来像についても具体的な提案をしてくださったのも安心して購入できたポイントでした。
「お時間があったら何時でも遊びにいらしてください!」と言ってくださったのも印象的で、実際に購入後ご迷惑かと思いながらふらっと立ち寄ってみると、ヴェゼルやアコードにも試乗させてくださったり、購入に関係なく楽しい車談義ができたり、頻繁にお伺いするとご迷惑だと思いながらもついつい立ち寄ってしまいます、ごめんなさい(笑)
社員の皆さんが、Honda車に限らず車を愛してらっしゃることが印象的です。

車庫の2台を眺めていると、ついつい妻の物とは分かっていながら「H」マークのキーを持ち出してしまう自分がいます。
小さな音ですが「カシャン」とシェフラー製のDCTミッションが切り替わると「よしっ!今日も行くぞっ!」という気持ちになり、カッチリした剛性感と無類の力強さは運転の楽しさを教えてくれます。
インターナビも最高で、頂く情報誌も併用して、我が家の3人(匹?)目の家族も大満足なドッグランを検索してます。
帰ってきて車庫に入れ、燃費の良さに驚き、ドアを閉めて「ボフッ」という音に惚れ、もう妻以上にメロメロです。
あまり他メーカーさんの悪口は言いたくありませんが、私の他社製ミニバンは、名ばかりでストレスフルである上にドアも閉めれば「ボヨ〜ン」、新車時からの異音は直らず対策されずと悲しい状況です。
挙句、担当不在時に1年点検で入庫させましたが、我慢している異音について聞き流された上に、後日担当から1年点検の入庫催促の電話が来る始末。
ホイールアライメントも整備時にどこをどうしたのか狂わされ、問い合わせても解決せず、結果知り合いの整備会社に再調整して頂く結果に。
一方、Hondaさんはスムーズな対応で本当に買ってよかったと思いました。
私の車は購入後1年ですが、手放すことを決めています。
同クラスのオデッセイに担当N氏と代替え作戦実行中です。
我が家の車がすべて「H」マークになる日は近いかもしれません。
同じクルマを検討している人へアドバイス!
ガソリン車かハイブリッドかは、乗り味の好みで選んでいただくのがよいかと思います。
どちらを選んでも失敗はないと思います。
ハイブリッドは納車時に足回りが若干動きが渋く、固い乗り心地でDCTの変速も渋めに感じましたが、数千キロ走り込んで行くにつれアタリがつき馴染んできました。
この「馴染み」がヨーロッパ車の様で長く付き合ってやろうという気にさせます。
是非購入のあかつきには、ご自身の色に染めていってください。