HONDA The Power of Dreams
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オーナーが語る購入体験記 クルマ家族会議
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購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記
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ほら、アナタも欲しくなァ〜ル(エス)。
B太郎さん
男性/40代/埼玉県
RS(6MT)
2011年2月20日
パソコンからの投稿
きっかけ:
新型車が気に入ったから
最も満足しているのは:
走行性能
クルマのご購入を考えたきっかけ
昨年夏にフリードスパイクを購入しました。その時点でライフを持っていたので2台体制になりましたが、ライフは買ってからちょうど3年目で年末に車検の時期でした。スパイクを買ったばかりだったし、車検をそのまま通そうと思っていました。が、スパイクが納車(9月末)された直後にFitがマイナーチェンジされ、ハイブリッドなどが登場しました。
Fitのマイナーチェンジについては、夏頃から自動車雑誌に情報が載っていたので色々知識がありました。中でも個人的に興味があったのは、ハイブリッドがどんな走り味なのか?ということと、6MTになるRSの本気度がどのくらい上がったのか?でした。ハイブリッドについては、以前インサイトに試乗する機会があって、その際に比較的急な坂道を登る際、今までの1.3L車の感覚でアクセルを踏み込んだところ、ググッと後ろを押されるような”上乗せの加速感”みたいなものを感じて「これは面白い!」と感じました。だから、さらに車重が軽くなるFitならば、もっとそのモ−ターの上乗せ感が増してスポーティーにさえ感じるのでは?と期待していました。それでいて燃費も良いならかなり欲しい。ライフの車検を通そうとは思いつつ、そういう夢みたいなことを考えていました。正直、期待の大きさで言えばFitのハイブリッドが本命といえる存在でした。
スパイクが切っ掛けで販売店に行く機会が増えて、そのうちにFitの展示車が入荷してきました。販売店には、ハイブリッドと13 G、それにRSの3台が来ました。13 G以外は試乗も可能です。スパイクに用品を付けてもらう際に「作業の間、試乗してみては?」と販売店の方に言われ、ハイブリッドに試乗させてもらえることになったのです。
ご購入までのエピソード・ストーリー
本当はRSに試乗したかったのですが、丁度、別のお客さんが試乗中。でも素直に嬉しかったです。待望のFitハイブリッドに早速に試乗できるのです。
Fitは初めてハンドルを握るのですが、以前シートに座っただけの時には目線の先にルームミラーがドンッと入ってきて、ちょっと目障りに感じたのです。当然マイナーチェンジなので印象は変わらず「慣れれば良いのかな?」と割り切って走り出しました。直感的にその辺が気にはなったものの、ハイトなポジションからの視認性は実に見晴らしの良いものでした。ルームミラーもその存在が直ぐに気にならなくなりました。
ハイブリッドは、何よりも静かな車内に驚きです。本当に静か、無音です。停車中はエンジン停止するので当然なのですが、走行中も実に穏やかです。それと「こんなにきめ細かく止めるのか?」と感心するほどエンジンを止めます。再始動時のスムーズさも「お見事!」の一言。
そして一番”普通じゃない”と感じたのはメーター。とにかく表示が鮮やかで賑やか。これを機能的と見るか?はちょっと疑問もありますが、真新しさは抜群。「あぁ、今ハイブリッドカーという新しい時代のクルマに乗っているのだ。」という感覚に一番浸れるのが、このメーターを覗いている時です。期待の走りですが、これは必要十分でした。残念ながら、急坂のようなモーターの効果を得る所が試乗した道に無かったのですが、見通しの良い直線でアクセルを多めに開けたところ明らかにモーターのアシストを感じる加速を体感しました。走りの上でもハイブリッドカーに乗っているという感覚は確実に味わえます。
但し、インサイトで体感した以上の軽快感は残念ながら私には感じられませんでした。これは、期待が大き過ぎたせいと、想い出(インサイトの印象)が美しくなった影響が大きいのかな?と思います。とはいえ、決して不満がある走りではなく、ハイブリッドカーという新ジャンルのクルマを操る演出の楽しさと、燃費の良さやエコカー免税・減税といった経済性を頭に思い浮かべながら、この試乗が切っ掛けで「欲しい」という想いから「買いたい」に欲求が格上げされたのは間違いなかったです。
20分ぐらい試乗させてもらって販売店に戻ったらRSも戻って来て「じゃあ、RSにも乗ってみては?」と勧められ、いいんですかと、内心ウキウキで続けざまにRSに試乗させてもらったんです。
何が購入の決め手になりましたか?
RSの試乗車はCVTです。コックピットはハイブリッドの開放感と真逆の引締まり感です。内装色とメーターでここまで変わるかという感じ。アンバー一色に光るメーターは、90年代初頭の二輪レーサーレプリカを連想させ、流石はHondaの演出だな!と納得。排気音も上手い演出です。
販売店を出て直ぐ信号待ち。青に変わって何気なくアクセルを踏み込んだら、グオッと予想以上の加速をしました。「おぉこれは面白い。これだよこれ!」思わず笑みがこぼれます。直前に乗ったハイブリッドのアクセルワークが体に染みついていたんです。それと同じ踏み加減で、RSはドンと背中を押される元気さがあるわけです。この瞬間、ハイブリッドの魅力よりもこの乗り味、走りの楽しさが欲しい!私が欲しかったのはこれだ!と確信したんです。試乗している最中は何だか物凄く楽しく、若々しい気分になりました。
私の最初の車はスーパーシビックCX-Sでした。エンジンは1.5Lで90PS未満だけど、中低速域のトルクがあり凄く扱い易かったです。車重はFitの1.5Lよりも軽い800kg以下だったので燃費も良く、とにかくキビキビと走れるクルマでした。25年以上前のその時の喜びが、RSのアクセルワークで蘇ったのです。当然、静粛性や足廻り等異次元に進化してますが、このRSのキビキビ感と、コンパクトで軽量だったCX-Sとが走る喜びの共通項でダブったのでしょう。
後日6MT車にも試乗しましたが、どんなにラフなクラッチミートでもいとも簡単に繋いでしまう安楽な感じにも驚愕させられました。やはりMT車を操る喜びとして、6段目のギヤを持つ満足感は最高です!最初はシフトミスしそうで、6速に入れるのが怖かったのですが、直ぐに慣れました。5速から引き下げる際に、気持ち自分側に膨らませた弧を描くようにするとすんなりとシフトインします。いかなる場面でも決してバタついた印象が無く、メーカーがじっくりチューニングしたんだなと実感できる足腰も最高です。
そして何よりも、所有する満足度を高める6MTやボディーカラー含めた内外装の特別感。FitのRSは根っからのクルマ好きが拘りたい所をシッカリ押さえた、絶妙な趣味クルマになったと思います。きっと作る人が「これならば俺も欲しい」というものを出し惜しみせずに盛り込んだのではないでしょうか。そう作り手の喜びに共感出来たからこのRSに決めました。
同じクルマを検討している人へアドバイス!
頭の中で悩んでいる間はハイブリッドとRSで迷っていました。価格もあまり差がなく、装備や税金面のメリットではハイブリッドがお得です。
例えば、Fitが好きで、それは人気車であるということに一番重きを置いている人には、迷うことなく13 Gをお勧めします。これだけ素晴らしく良く出来た車が、乗り出し150万円で手に入る。何と良い時代になったんだろうってつくづく思います。
また、もし予算に余裕があるなら、一番人気のハイブリッドを勧めます。Fitハイブリッドは本当に素晴らしい仕上がりです。気付けば今回のレポートでも「この人ハイブリッド買ったの?」と思われるような熱弁でした。車内の静粛性と先進感は新時代の車そのものです。燃費も隔世の性能を有しているのでしょう。
そんな中で、自分は人気車としてのFitではなく、Honda車として、スポーティーで軽快なコンパクトカーとしてのFitに期待しているという人がいたら「是非RSに乗ってみて下さい。」とアドバイスします。車はどんどん進化するしタイヤだってもっと進化するだろうから、無音で走り去るクルマの列を街道沿いに眺める時代も目の前。でも、車に移動手段としての利便性だけ求めることをよしとしない私のような客もいます。もう絶滅危惧種かもですが確実にいます。そういう客が欲しいと思う車が無くなっては困るんです。逆に、これはハマるという車には恋しちゃうほどに参ってしまい、今回みたいに新車買ってまだ3ヶ月でまた買ってしまったりする訳です。
Fit RSについては、特にサンセットオレンジUのカラーが設定されたことで「懐古趣味的オジサン車」と悪い印象を抱く人もいるようです。が、その色は初代シビックRSを持ち出さずとも、現代の感性で見て純粋に奇麗な色です。群を抜く個性もあります。ショッピングモールとか、無数の車が停まっている中からマイカーを見つけ易いという実用面の利点もあります。そして何より6MTです。Fitが採用したことで他車も追従するのでしょう。しかし、手首の返しでコクコクッと決まるこの感じはNSXやビート、歴代Type-Rというスポーツ車を仕立ててきたHondaならではの味だと思います。短時間の試乗では分らないでしょうが、ミッションオイルが完全に温まった後のシフトフィールは「気持ちが良い!」以外の表現なしです。これはオーナーになって初めて味わえる感覚です…ほら、欲しくなった(笑)。
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