ビート

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

ずっとコイツと

赤Bさん
男性/20代/愛知県


2010年3月3日

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とにかくこのクルマが欲しかったから きっかけ:
とにかくこのクルマが欲しかったから
走行性能 最も満足しているのは:
走行性能
満足度5
ずっとコイツと
クルマのご購入を考えたきっかけ
高校2年の時に始めたガソリンスタンドでのバイト。大学生になった今でも頑張って働いています。

バイトを始めた当初、自分は車に興味がありませんでした。
仕事柄、色々な車を見たり触ったりするのですが、どの車も面白味のないモノに見えていました。
みんなが同じような車に乗っていることも、その一因に挙げられます。
どうしても、現代の車に『個性』を感じられなかったのです。
昨今騒がれている、『若者の車離れ』は、こういうことに起因するのかもしれませんね。

しかしある日、バイト先の社員さんが買ってきたカーニバルイエローのビートに、自分は人生史上初の強い衝撃を受けました。

小さなボディの2シーターオープン。エンジンはミッドシップでタイヤは前後異径。
憎らしいほど可愛いスタイルなのに、平気で8,500回転も回るヤンチャぶり。

こんなにファンキーで強烈な『個性』を持った車を、当時の自分は見たことも聞いたこともなく、一瞬でビートの虜になってしまいました。
ご購入までのエピソード・ストーリー
ビートと出会った時、大学生になっていた自分は、まだ自動車学校に通っていました。バイトが忙しく、なかなか先へ進めなかったのです。
そんなある日、その社員さんが家族の猛反発を喰らい、ビートを売ろうかと悩んでいました。
滅多にないチャンスだと思い、仮免許すら取れてない自分が「買います!」と手を挙げました。
そこから色々と話が進み、ハタチ目前の春に免許を取得。
その日の夜、バイトでコツコツ貯めたお金で、社員さんから念願のビートを購入し、家まで乗って帰りました。

ビートを手に入れてからというもの、毎日が楽しくなりました。
触る場所がないくらいにイジってあったので、ただただ走り回る日々を送りました。
また、車に関する知識を進んで学んで、自分で最低限のメンテナンスをするまでになりました。

そんな矢先、ドライブ中にオーバーステアで電柱と衝突…。たった一年でビートとお別れになりました。

しかし、ビートの魅力から離れることが出来ず、その年の夏、またお金を貯めて、フルノーマルのフェスティバルレッドのビートを買いました。
何が購入の決め手になりましたか?
やはり、現代の車にはない、ファンキーかつ強烈な『個性』です。
先に挙げた、憎らしいほどに可愛いスタイリングもそうですが、いざ運転してみると、自分がレーサーになったかのような錯覚に陥るほど、ドライビングに対する演出が見事です。
これも、強烈な『個性』に含まれますよね。

独立したメーターや視線の低さ、背後から聴こえるエキゾーストサウンド、狙ったライン通りのコーナリング、自由自在のアナログな走り…例を挙げたらもうキリがありません。
また、フルオープンで走れば自然を肌で感じることが出来、非日常を味わうには持ってこいです。

ビートは、パワーやスピードにとらわれない、本当の意味での『走り』の楽しさを、味覚以外の全ての感覚を通して教えてくれます。
なぜなら、全ての性能をフルに使えるからです。その分、ビートの寿命が縮みますが(笑)

でも、これらはサイズやスペックが大きくなり過ぎた、万人ウケ狙いの現代の車に絶対にないことです。
同じクルマを検討している人へアドバイス!
Honda党の方なら、買って絶対に損はしない車です。

でも、ビートを最大限楽しむにはお金がかかります。自分も色々とお金が飛んでいってますから(泣)
そして、日々の基礎メンテナンスは絶対に欠かせません。
タイミングベルト、ウォーターポンプ、ディストリビューターは必ず交換した方が良いですし、オイル管理は一番重要になります。
小さな変化を見逃さないようにしましょう。

雨漏りはオプション品だと思いましょう(笑)
対策を色々試してみるのも楽しいですよ。

でも、ありがたいことに、ビートオーナーの方々や専門店で様々な情報が得られます。
それらをもとに色々と勉強してください。