購入検討中の方必見！オーナーの購入体験記
これぞ「しあわせ家族計画」！どん亀さん
ABA-CL7 |
|
 |
- クルマのご購入を考えたきっかけ
- 当時『しあわせ家族計画』のキャッチコピーで販売していたV6オデッセイ（プレステージ）から乗り継いだのが、平成13年式初代フィット。
フィットは3年落ちの中古車を購入し、経済性と燃費の良さとミニバンらしからぬ走行安定性に大満足。いつも親切にしていただいている営業担当さんからは、購入意思が無いのがわかっていても新型車が出ると試乗のお誘いがかかる関係で、シビックのタイプRも試乗させてもらったし、新型フィットも試乗させてもらった。それでもフィットをすぐに買い換える気は全く無かった。
ある日、定期購読している某辛口車雑誌でユーロRの記事を発見！その雑誌のライターの中でも特に辛口な人が大絶賛。しかし、同時にまもなく販売終了になるであろうという事実を知る…
- ご購入までのエピソード・ストーリー
- 購入時6万5千キロ走行だったフィットは、まもなく8万キロを迎えようとしていた。赤のボディーカラーは青空駐車によってだいぶ色褪せも出ており、飛び石の傷も目立ち始める。それでも、『まもるくん』に加入していたので問題箇所は修理しており、車の調子はすこぶる良好。あと3年も乗ると走行距離も10万キロになるだろうから、その時には買い換えようかと考えはじめたのはH19年の夏の事。ところが、H19年の11月に接触事故発生！フロントフェンダーとドア2枚を交換、リアフェンダーも板金が必要と右側全て修理という目に遭う。幸いにも双方怪我も無く、修理代も全て保険の支払いで済ますことができた。
この修理をお願いした際に、担当営業さんにはユーロRの販売終了の時期が公表されたら教えて欲しいとお願いをしたが、この時点では修理の出来に満足できなければ買換えも有りかなぁという程度でしかなかった。
年内のうちにフィットの修理が終了。塗装の色合せの仕上りは想像していた以上の良さで、正直なところ驚いた。暫くするとアコード販売終了時期の連絡が入る。アコードは決して安い車格とは言いがたく、車内スペースもフィットからは大きく違わない。フィットの仕上がりを考えれば、今すぐ買い換える必要性は高く無い。でも、アコードがどんな車なのか一度乗ってみたかった。
- 何が購入の決め手になりましたか？
- 雑誌の事もあって一度試乗してみたくなり、担当営業さんにワガママを言って、試乗車を用意してもらうことにした。県内にはユーロRの試乗車が無いことからタイプSを試乗。家族を乗せて1時間ほどの試乗をさせてもらった。いい車だった。全体的な質感も高く、剛性の高いボディは静かで安定性がある。広さと違う居住性の良さがあったし、必要な時には十分過ぎるパワーがあるが、それでいてシビックのタイプRの様な荒々しさは顔を出さない。
結局、買換えの決断は下せないまま10日間ほどが過ぎた。買換える事が贅沢だというのはわかっていたが、押さえ切れない物があった。それは、シビックタイプRを試乗した後からずっと心に残っていた余韻。ATのタイプSを選ぶなら他にも同じような車があるだろう。タイプRは最高に楽しい車だが、日常的に使うにはあの足回りの堅さには家族も自分も我慢する部分が出てくる。購入するのであればユーロRがベストの選択肢ではないかと思えた試乗だった。
でも、本当に『今』買換えが必要なのかと考えると、疑問を残したまま購入を決断した。試乗後の家族の反応も今ひとつだったので、決断したのは自分自身のワガママでしかなく、納車までの1ヶ月間は結局ずっと自問自答が続いていた。
3月末の土曜日、無事に納車。ディーラーから自宅までの運転では家族の反応は相変わらず今ひとつ。翌日曜日、家族を乗せて200キロのドライブ。エンジン回転数や各操作に気を使いながらのドライブだったが、疲れは感じなかった。それは家族も同じだったようだ。静かで安定した走りをするユーロRの走りは1日で家族の評価を変えてしまった。
納車後1ヶ月が経過して走行距離は660キロを超えたが、燃費はほぼカタログ値と変わらない。買い物でのチョイ乗りではカタログ値を切るが、長距離ドライブでは高速道路を使わなくてもカタログ値以上の燃費を出す。今では家族もユーロRの方が快適だと大満足。遊びつかれた帰りの車で寝ている子供たちの表情は、オデッセイやフィットの時よりもずっと穏やかである。家族を乗せて静かに快適に走ることも、ワインディングを軽快に走り抜けることができるユーロR。これぞ正しく家族も私も大満足できる『しあわせ家族計画』な1台である。
今なら誰に聞かれても迷わず言える。ユーロRに買い換えて、本当に良かったです！