アコード

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

車は乗らなきゃ分からない

田舎のおじさんさん
男性/40代/群馬県

24TL
2007年4月8日

車検が近いから きっかけ:
車検が近いから
クルマのご購入を考えたきっかけ
結婚をした直後に前車であったH8インスパイア25Xを購入。ほとんどトラブルフリーで、17万kmを通勤に小旅行にと元気に走ってくれましたが、さすがに次の車検には「かなりの出費となる」とディーラーからも言われていたので、想い出深い車でしたがこの1年程、買い替えを検討をしていました。
ご購入までのエピソード・ストーリー
家には家内用のフィットもあるのですが、前車インスパイアから同じディーラーとのお付き合い。前々から担当営業マンからは「今度は何が良いですか?」などと度々色々な車の試乗やカタログを戴いたりしていたのですが、買い替え候補車は2.5Lまででミニバン以外だったので、残念ながら他社の車。ぎりぎりHonda車で候補になったのはアコードのみ。しかもアコードは候補車の中で一番設計年次が古く、社外のナビが付けられないなど、カタログを読んだ時点では落選の第一候補でした…。
いつもの様にアコードに対して語ってくれる営業マンに相槌を打ちながら、心の中では「今回はごめんなさい」と言っていました。そんな気持ちに気がついたのか、営業マンもややトーンダウン。「車は乗ってナンボですから、同じ日に全ての車を試乗して決めます」とお話して、その日はディーラーを後にしたのでした。
さて、迎えた試乗当日。試乗コースは普段の通勤経路上の路面状態のよろしくない2車線道路と旋廻加速時の挙動を確かめるための、短い登坂路及び高速道路の20km弱の周回コース。まず午前中は、2番目候補車から。まずまずの印象。全てにインスパイアからの乗り換えに不安なしの印象。そして、午後はアコードとなったのですが、営業マンの心遣いから試乗車は既に暖気がしてありました。
乗り出して10mで「あれ?」っという車の違いに家内も私も気がつきました。試乗車のアコードはスタッドレスタイヤ装着だったので、走りには期待していなかったのですが、素直に向くノーズ、遊びの少ないブレーキのタッチ、スタッドレスを意識させない静粛性、踏んでくださいと言わんばかりのエンジンのレスポンス。午前中の2番目候補は一気に色褪せました。そして、最後に入れ替え候補筆頭に試乗となったのですが、私の中ではアコードとの違いばかりがより明確になっただけの試乗でした。全ての試乗が終わったのが、午後5時頃でしたが、最後にもう一度アコードを乗りに再びディーラーへ。その時点では、私の中ではアコードが筆頭候補に昇格していました。
何が購入の決め手になりましたか?
困ったのが、その日の夜でした…。
アコードを落とすつもりでいたため、殆どカタログもまともに読んでいなかったので、もう一度熟読し、装備の差を確認。やはり社外のナビやオーディオ関連が無理のような部分が大きく、その部分での価格差や機能差もかなり大きなことが判明しました。しかし、車は一番良かった。際限なくお金を使えるのなら価格の枠を取り払えば、簡単なことかもしれないけれど、今回の購入資金はナビやETCも含めて○万円以内。もう、その時点でも僅かにアコードは超えている。どうしても譲れない部分として、ナビに後付けする地デジチューナーの費用は出来れば提示価格の範囲内で収めたい。ナビやオーディオ関連は助手席の家内が一番気にしていること。機能差などで諦めなければならないことも多い。さらに価格差となれば、家内が納得できるのか?これは一番やりたくない事だったけれど、価格交渉をするしかないと決めました。
私もエンジニアなので物には適正価格があることは十分に分かっているから、営業マンにも多くを求めたくはない。そんな葛藤もあったのですが、アコードを諦めきれずに翌日営業マンとの価格交渉。その結果「アコードを乗ってもらいたいから」その一言であっさり最後の関門もクリア。契約の日、家内が営業マンに言った言葉。「○○(第一候補だった車)は助手席に乗りたい車、アコードは自分で運転したい車」家内の言葉に微笑む営業マン。それを見ていた私も正しく同感でした。