HONDA The Power of Dreams
HONDA The Power of Dreams
プレスインフォメーション
The 39th Tokyo Motor Show 2005
- 2005.10
Length:2,030mm
Width:720mm
Height:1,118mm
Engine Type:998cm
3
Liquid-cooled 4-stroke 16-valve DOHC inline-4
Displacement:998cm
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CBR1000RRは、二輪ロードレースの最高峰であるFIMロードレース世界選手権(MotoGP)で活躍しているRC211Vの先進かつ革新的なテクノロジーを全身に受け継いだ、高性能スーパースポーツモデルです。水冷DOHC直列4気筒エンジン、電子制御ステアリングダンパー(HESD)、ユニットプロリンクサスペンション、4-2-1センターアップエキゾーストシステムなどの先進技術により、トータルバランスに優れた高次元の運動性能を実現しています。今回は、エンジンの出力特性とドライバビリティ、ハンドリング自由度の向上に加え、約3kgの大幅な軽量化
*
により運動性能を高めるとともに、スタイリングの変更を実施しています。
*欧州仕様2005年型モデル比
出力特性向上を実現した、水冷DOHC直列4気筒エンジン。
CBR1000RRに搭載している排気量998cm
3
のエンジンは、RC211Vのテクノロジーを受け継いだPGM-DSFI(プログラムド・デュアル・シーケンシャル・フューエル・インジェクションシステム)やダイレクト・エア・インダクション・システムを採用することで、全域で力強い出力特性を発揮します。今回は、このエンジンのインテークポートの形状を最適化するとともに、圧縮比をアップすることにより燃焼効率を向上し、フリクション低減も実現しています。また、デュアルバルブスプリングを採用し、高回転での精密なバルブ作動を実現しています。さらに、PGM-FIユニットのプログラムを再設定することにより、リニアなスロットル操作を実現するなど、エンジンの細部に至るまで見直しを図り、出力特性を向上させています。触媒には、排出ガス中の有害物質を大幅に低減する、先進の三元触媒機構「HECS3」を採用することで、環境にも配慮したモデルとしています。
細部まで構造や材質の徹底した見直しで、大幅な軽量化を実現。
今回、CBR1000RRでは、全体で約3kgの大幅な軽量化
*
を実現しています。エンジンではカムシャフトのシャフトウォールの肉薄化、PGM-FIユニット構造の見直し、ACGローターカバー等の材質変更などで、660gの軽量化
*
を実現しています。また、フロントディスクローターの厚さを0.5mm薄くし、直径を10mm大きくすることで、ブレーキ効力を5%向上
*
させるとともに280gの軽量化
*
を実現。さらに、ラウンド形ラジエーターとラジエーターホースの構造と形状を見直すことで、670gの軽量化
*
を実現しています。この他にも4-2-1センターアップエキゾーストシステムで1,050gを軽量化
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するなど、マシンの細部に至るまで構造や材質を徹底して見直すことで、軽量化を実現しています。
*欧州仕様2005年型モデル比
シャシーや足まわりの見直しでハンドリング特性と旋回性能などを向上。
ステアリングヘッドのキャスター角とファイナルレシオの見直しに伴い、ホイールベースを10mm短縮
*
。エンジンマウント部のボルトの仕様を変更するなど、各部の変更を図ることで、より優れたハンドリング性能を実現するとともに、全開性能の向上を実現しています。
*欧州仕様2005年型モデル比
よりアグレッシブに、よりタイトに。精悍なスタイリングもさらに進化。
空力特性にも優れるスタイリングは、カウルのデザインを全面的に変更。軽量化を意識しながら、さらなる空力特性の向上と、前面投影面積の縮小化を実現。アグレッシブで精悍なスタイリングとしています。ウイングマークイメージのデザインを施したタイプでは、グラフィックをフロントカウルにまで延長し、より大胆なデザインを実現。また、リアのマフラーエンドにはステンレス製のカバーを装着し、質感を高めています。
※一部の写真は輸出仕様車です。
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