X11のスタイリングは、単にCBR1100XXからカウルを取り除いたといったものでなく、ハイパフォーマンスのネイキッドをアピールする、印象的でメリハリの利いたデザインに仕上げています。
最も特徴的であるのが、ぐっと上に張り出しつつも後部で絞り込んだフューエルタンク、鎧のようなラジエーターシュラウド、バイクのマス感を演出するツインスパーフレームからからなる、前まわりのボリューム感にあふれたスタイリング。今にも突進しそうな闘牛の筋肉質な肩をイメージさせます。もちろんそれらは、長距離走行における快適なライディングポジション、高度な運動性能、優れた冷却効果、路面との接地感を高める機能等も備えています。
対して、テールまわりは、スリムにシェイプされたシートカウル、美しく跳ね上がったエキゾーストシステム、ワイドなタイヤから構成され、マシン前部のマッシブ感とのコントラストを際だたせています。
スピード感とパワー感、開放感をも兼ね備える、今までにないビッグネイキッドのカタチを作り上げています。
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