「TUFFUP」チューブ - 1996.10

Technology
TUFFUP
 
「TUFFUP」チューブの構造・特徴


 「TUFFUP」チューブの構造は、空気室と液室の二重構造とし、液室には新開発のパ ンク防止液を封入しています。
 液室と空気室は互いに独立しており、液室はタイヤの接地面側180゜範囲をカバー しています。
 パンク防止液は、水溶性で人体に無害な繊維や特殊な微粉末で構成され、凍結防止 のためプロピレングリコールを配合しています。

TUFFUPチューブの構造
TUFFUPチューブの構造

この「TUFFUP」チューブは、

【1】液室が常に空気圧で加圧されているため、液室の外側に孔があいてもその孔が塞がるまでパンク防止液が押し出されます。
【2】液室と空気室が互いに独立しているため、チューブから空気を抜いた時に液がバルブから漏れを防止し、またバルブに液が付着して空気漏れをおこすことはありません。
【3】パンク箇所が上部にきて長期放置された場合においても、液が上部に残るため気密性が保たれます。
【4】従来の生産ラインを大幅に変更することなく製造が可能です。

以下の特徴を持っています。

液室の何処の位置でも塞ぐ
液室の何処の位置でも塞ぐ



← 前ページへ--- 目次へ--- 次のページへ →