Shadow Slasher

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開発の狙い


 新しいアメリカンカスタムを提案したい。それも、とびきりカッコよく楽しいモデルを。このかけ声で、Shadow Slasherの開発はスタートしました。
私たちがまず着手したことは、多くの大排気量モデルが人気を伸ばす現在、ミドルクラスのアメリカンカスタムの可能性と方向性の検証でした。そのため、国内外のさまざまなアメリカンカスタムモデルを街乗りやツーリングなどで実際に乗り比べるとともに、さまざまなお客様の生の声に耳を傾けるなど、意見交換や比較検討を繰り返しました。その結果、日本のフィールドでは、400ccという排気量は必要にして十分な動力性能や楽しさ、サイズ感を備えていることを再確認しました。さらに、お客様自身が大排気量のモデルに対し劣等感を抱いているどころか、カスタマイズやその可能性などによって十二分に楽しんでいることを肌で感じ取りました。これらの認識を踏まえた上で、Shadow Slasherの開発に取りかかりました。

 開発のキーワードは「新感、ローダウン・エクスタシーカスタム」です。このキーワードは、Shadow Slasherの外観を表現することのみならず、ライダーが感じる楽しさを官能的にまでに高めたいという狙いも込められています。具体的には、マシンに跨った時に感じられる低いアイポイント、走っている時に全身を駆けめぐるドクドクとしたVツインのパルスフィーリング、主役であるライダーがセクシーに映えるライディングポジションなど、ソフト面、ハード面の両方からアプローチして開発に取り組みました。
ネーミングは「Shadow Slasher」。ホンダのアメリカンカスタムモデルをShadowシリーズと位置づけ、時代を切り裂き、ミドルカスタム市場に切り込み、新たな価値を提供したいという思いから、Slasher(切り裂くもの)と名づけました。




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