FORZA - 2004.04

 

はじめに


 Hondaは、250ccクラスの大型スクーター市場の創出に積極的に取り組んでおり、従来の概念にとらわれない発想力と高い技術力を駆使して、新価値を備えたHondaらしさにあふれるモデルを次々と提供してまいりました。
 Honda初の250ccスクーターとして登場した「スペイシー250フリーウェイ」(1984年)、低く長いボディーと広いフロアーを持つ「フュージョン」(1986年)、俊敏な機動性と快適な乗り心地を高次元で融合した「フォーサイト」(1997年)、そしてスポーティーな運動性能を持つ「フォルツァ」(2000年)。こうしたHondaのモデルとともに規模を拡大してきた大型スクーター市場は、近年ことさら活性化しており、ユーザーも20代〜40代を中心に幅広い年齢層に支持されています。
 そして今回Hondaは、今までのスクーターにはない新たな魅力を備えた250ccスクーター「FORZA(フォルツァ)」をフルモデルチェンジして発売いたします。
 ユーザーがスクーターに求めるものは時代によって変化しますが、現在は「四輪車なみの快適性」、「楽しめるイージーライド」、「2人乗りに適したスタイル」、「2人分の荷物を収納可能」、「盗難抑止機構」といったポイントが重要視される傾向にあります。今回開発されたフォルツァは、こうしたニーズを満たすパフォーマンス、クオリティー、スタイリング、ユーティリティーを備えており、より幅広いユーザー層の獲得を目指しています。
 このフォルツァは、ワイドレンジレシオベルコン採用のVマチック無段変速機構を搭載したX type、そして二輪車としてはクラス世界初の電子制御6速Honda Sマチックを搭載したZ type(7月発売予定)の2タイプを設定しております。さらに、両タイプに利便性と盗難抑止効果の高いHonda スマート カード キーシステムを二輪車としては、世界で初めて標準装備しています。 *Honda調べ

     
1984年 スペイシー250フリーウェイ   1986年 フュージョン   1997年 フォーサイト   2000年 フォルツァ

フォルツァ・Z



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