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パワーユニット(1)


 パワーユニットは、CRF450Rの構造をベースとした、軽量かつコンパクトな249.4cm3・4ストローク・4バルブ・水冷単気筒の新設計エンジンを搭載。エンジン重量はわずか23.9kg(乾燥)でありながら、強力なパワーを実現しています。4ストロークの利点でもある、扱いやすさと高いトラクション性能はそのままに、軽量化を図るとともに高回転での耐久性を高次元で両立させた高性能なエンジンとしています。
 クランクケースには、CRF450Rに採用した軽量のトロコイド式オイルポンプと、振動を抑えるバランサーを装備。クランクシャフトには、高強度のクロムモリブデン鋼製に浸炭処理を施し、過酷なレースでの使用にも耐えうる仕様としています。
 潤滑系統はミッション系とクランク系の2系統とするデュアルサンプ潤滑システムを採用。これによりコンパクト化と軽量化を実現するとともに、パワーロスの原因となるクランクシャフトのオイル攪拌を抑え、オイルをよりクリーンな状態で使用することを可能にしています。
 また、新開発の耐熱マグネシウム材ACGカバーを採用し、クラッチカバー、シリンダーヘッドカバーもマグネシウム製とすることで、細部における軽量化も図っています。

 


●ユニカムバルブトレイン
 4つのバルブを1本のカムシャフトで駆動させる独創のユニカムバルブトレイン。カムシャフトは3つのカムを持ち、外側2つのカムが直径31mmのチタン製吸気バルブを直接駆動し、中央のカムは直径26mmの排気バルブを駆動します。軽量チタン製吸気バルブを採用することで、バルブスプリングも小型化でき、カムシャフトの位置を低く設定することで、コンパクトな構造を実現しています。排気バルブを駆動するロッカーアームは、カムとの接触部にローラーを用いることにより、摩擦抵抗を軽減させています。また、独特の形状によりバルブを駆動させることで、21.5度の挟角バルブ配置を可能としています。これにより、すべての回転域において最大限の出力を発揮する理想的な燃焼室形状を実現しています。


 


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