主要装備(3)


■インストルメントパネル
 よりコンパクトとなった新しいインストルメントパネルの中央には、奇数文字を大きく表示して視認性を高めた大型アナログタコメーターを配置しています。右側にはデジタルのスピードメーター、デュアルトリップ/オドメーター、時計などを表示する大型液晶ディスプレイ、左側には燃料残量計と水温計を表示する小型液晶ディスプレイを配置しています。また、LEDのインジケーターランプ類は、インストルメントパネルの下部に並んでいます。






■H・I・S・S(ホンダ・イグニション・セキュリティ・システム)
 Hondaの独自技術であるH・I・S・S(Honda Ignition Security System)は、極めて高い効果を発揮する盗難抑止機構です。キーに内蔵されたIDチップとエンジン制御ECU内部のIDが一致しない限りエンジンが始動することのない、電子インターロックを利用したこのシステムは、メインキーを併せ付属する2本のオリジナルキーでしかエンジンを始動できません。また、ホットワイヤー方式や点火スイッチのモジュールをすべて交換する方法であっても、エンジン制御ECUが動作を停止するため、エンジンを始動させることはできません。
 CBR600RRはメーターパネルに赤いLEDを備えており、エンジン停止から24時間の間、約2秒ごとに点滅を続けて盗難抑止機構がオンになっていることを通告します。24時間以上経過するとLEDの点滅は止まりますが、H・I・S・Sは機能し続けます。





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