●電子インストルメントパネル
多彩な情報をデジタル表示する大型液晶ディスプレイを、大型のアナログ式タコメータとともに採用しています。
液晶ディスプレイには、速度計/時計/燃料残量計/オドメーター/ツイントリップメーターがデジタル表示されます。
燃料残量計は、フューエルタンク内の燃料残量が4段階で表示され、残量が少なくなると警告表示があらわれます。
タコメーター内には、デジタル水温計を設置。またタコメーターの右上には、エンジン回転数のレッドゾーン超過を知らせるレッドゾーンインジケーターランプを装備しています。
●H・I・S・S(ホンダ・イグニションセキュリティシステム)
CBR600F4iには、Honda独自の盗難抑止機構H・I・S・Sを搭載しています。これは電子インターロックを利用したもので、オリジナルキーでなければエンジンが始動できない仕組みとなっています。
H・I・S・Sは、エンジン始動の要となる点火システム機構自体を無力化するため、ホットワイヤー方式や点火スイッチのモジュールをまるごと交換するといった方法であっても、エンジンを始動させることはできません。
<H・I・S・Sの仕組み>
◎オリジナルキーに内蔵のチップがエンジンコントロールユニットからの信号を認識。
↓
◎信号を受けたチップはあらかじめ設定されているIDをエンジンコントロールユニットへ返信。
↓
◎信号が合致しない限りエンジンが始動しません。
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